空間設計Ⅳ 最終講評会
3年生後期設計課題である空間設計Ⅳの最終講評会を開催しました。
空間設計Ⅳでは、本専攻の清水裕二教授に加え、活躍する建築家2名を非常勤講師にお迎えし、学生は「都心の文化交流施設」「ヒューマンスケールで人の居場所を考える」という2つの設計課題に挑みます。さらに、最後の授業日には、ゲスト審査員として建築家の末光弘和氏、久野紀光氏をお迎えし、5名の審査員による最終講評会を開催しました。
空間設計Ⅳでは、単独設計ないし2名までの共同設計を可としています。学生は、この日のためにプレゼンシートをまとめ、プレゼンテーション用の模型を仕上げます。
こちらはプレゼンテーションの様子です。各々、要点を整理し、提案の発表を行います。しかしながら、言葉のまとまりを欠き、「この作り込んだ模型の方が雄弁に建築を語っている」と指摘いただいたことは、ほぼ全ての学生に共通した反省点となりました。
そして、ゲスト審査員賞として、審査員のサイン入り著書が優秀作品3組に手渡しされました。手渡された学生はとても嬉しそうで、至らなかった学生は少し悔しい表情が垣間見えます。ここで得たものが次の課題や卒業制作につながることを期待します。
最後に、熱心にメモをとる2年生の姿もありました。講評会は他学年にも開放しており、自由に参加することができます。ここで得た知見を広めてさらなる成長を見せてくれることに期待します。