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学生の活動

2008年度授業サポート活動報告

2009.6.1更新

 2008年3月、文科省から新しく学習指導要領が告示され、2011年度より小学校5・6年生で外国語活動が必修化されることになりました。近年、各小学校で外国語活動に関する様々な取り組みがされる中、日進市内にある相野山小学校でも1993年度よりALTの講師を招き、授業を英語で行うという取り組みが始まりました。
 昨年の夏、愛知淑徳大学の英文学科内で有志が集まり、2008年9月〜2009年2月にかけて相野山小学校のALTの先生方や児童たちの外国語活動をサポートする活動を行ってきました。
 ここでは、これまでのサポート活動の報告をします。















@ミーティング
 2008年度のサポート活動は、主に月1回、5年生の2クラスを対象に行いました。この時集まった有志は全部で8人。男女、学年関係なく集まったこの8人で、大学の昼休みや各人の時間が取れるときに集まり(夏季休校時も集まりました)、ALTの先生が送ってくださった指導案をもとに、どういった授業内容になるか、またどういったサポートが必要になってくるか、前回の反省点や注意点などを話し合いました。



A授業サポート
 授業当日は朝から小学校に入り、教務主任の先生や担任の先生方、ALTの先生とその日についての打ち合わせを行います。その後、先生方からうかがった話をもとにその日の最終打ち合わせを行い、1クラス4人ずつ授業サポートに入ります。
  授業内では、様々な事を行います。まず、児童の顔が見える位置に立ち、様子をうかがいながら児童の理解を助けます。授業内容を理解できるように説明したり、一緒に発音をして英語の発音を教えたりします。そのほかにも教材を黒板に貼ったり、児童に配ったりすることもしました。当初は戸惑いを見せていた児童たちとも次第に仲良くなることができ、英語の発音やわからない単語について自ら質問してきてくれるようになり、アクティビティにも積極的に参加してくれるようになりました。
  この活動を続けてきたことによって児童達と仲良くなれたので、授業後は給食を一緒に食べたり、放課に一緒に掃除をしたり校庭で遊んだりといったこともできました。






 授業後は、サポートメンバー間で授業内容や児童達をどうサポートしたか、先生方と話した内容などを共有し、次回のサポートにつなげられるようにしました。

 児童達と仲良くできたり、楽しかったこともたくさんありましたが、現場の先生方の苦労や、児童に新しいことを教える、伝えるということの難しさも痛感し、たくさんの事を学ぶことができた半年間でした。



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