成長

2017年09月11日

好きなことに熱中したからこそ得られた仲間との出会いを誇りに、挑戦を続けていきたい。

vol.45

メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科 都市環境デザイン専修 2008年卒業

大好きな音楽を通じて、人と出会い、人に教わる。

 建築に興味を持ったのは高校生のときです。実家の建て直しがあり、そこで家族と一緒に間取りを考えました。設計図の上で考えていたアイデアが形になっていくことにおもしろさを感じ、建築を学ぼうと愛知淑徳大学への進学を決意。同時期、高校生の私が熱中していたのが、バンド活動でした。自分のパートはギターボーカル。大学生になっても音楽を続けたい、より広い世界で活動したいという想いにぴったりだったのが、名古屋の土地だったのです。進学後は勉強の合間にライブハウスで演奏をしたり、自分たちでオリジナル曲もつくりはじめたりして、どんどん世界が広がっていきました。新たな世界で出会うのはキャリアも年齢も違う人たち。その一人ひとりのバックボーンに触れる度に、人としての力が演奏にも、人生にも影響していくことを感じ取ることができました。人として成長したいと思えるようになったのは、音楽を通じてたくさんの仲間と出会ったからだと思います。

好きなことに熱中したからこそ得られた仲間との出会いを誇りに、挑戦を続けていきたい。

一歩踏み出すその時に、思い出される恩師の言葉。

 こんなに自由に自分の好きなことを追求できたのは、ゼミの担当教授である河辺泰宏先生の存在があります。先生は建築にかかわらず、好きなことを追究することにすごく寛容な方でした。そしてある時、ゼミの時間に「人生において大切なのは、役立つか役立たないかではなく、熱中できるものがあるかどうかです」とお話されました。この言葉は、人生の分岐点に立った時、いつでも思い出されます。その言葉を勇気に変え、2009年には一念発起して音楽レーベルを立ち上げ、2011年には東日本大震災の復興活動として岩手県でイベントを開催しました。さらに2015年には設計事務所で働きながら、一級建築士の資格を取得することができました。仕事と勉強の両立は、正直大変で、何度もくじけそうになりましたが、学生時代から続けてきた「やりたいことに実直に向き合う姿勢」を思い出しながら、対策を続けていきました。苦労した分、資格取得は本当にうれしいことでした。

熱中したその先に、結ばれるのは人と人との"ご縁"。

 2017年の夏には、個人事務所を設立する予定です。これからは自分ひとりの力で建築に向き合っていかなくてはなりません。きっと想像以上の困難が待ち受けていると思います。それでも、自分のやりたいことにまっすぐ向き合っていける環境と周りの期待や要望に120%で返せる環境を手に入れるためのチャレンジです。モットーは「やりたいことにまっすぐ」。頼りになるのは、音楽や建築を通じて出会ったかけがえのない仲間たち。好きなことに熱中したからこそ結ばれた"ご縁"を大切に、これから新たなステージでがんばっていきたいと思います。