追究

2017年02月08日

ビジネス学部 大塚ゼミ×NTTタウンページ 産学連携プロジェクト 三重県桑名市版・岐阜県各務原市版「タウンページ」贈呈式

ビジネス学部 大塚ゼミ×NTTタウンページ 産学連携プロジェクト 三重県桑名市版・岐阜県各務原市版「タウンページ」贈呈式

●三重県桑名市版:平成28年11月10日(木) 桑名市役所
●岐阜県各務原市版:平成28年11月18日(金) 各務原市役所

『タウンページ』に学生企画のコンテンツが掲載。
産学連携プロジェクトの成果が地域に還元されました。

 実社会とつながるアクティブな研究活動に力を注ぎ、マーケティングを追究するビジネス学部・大塚ゼミ。2015年12月から2016年2月までの約2カ月半は、17名の学生たちがNTTタウンページ株式会社との産学連携プロジェクトに励みました。目的は「職業別電話帳『タウンページ』を、地域と暮らしの情報誌として価値向上させること」です。ミーティングを重ねながら、より幅広い年代の人々が「タウンページ」を活用するきっかけとなる魅力的なコンテンツや販売戦略を考案。提案の根拠となるデータや情報を集めるために、実地調査を何度もおこないました。2月の最終報告会では、「岐阜県版タウンページコンテンツ制作」「三重県版タウンページコンテンツ制作」「広告販売のための提案書制作」をグループごとにプレゼンテーションし、最新版「タウンページ」に反映されることが決まりました。

ビジネス学部 大塚ゼミ×NTTタウンページ 産学連携プロジェクト 三重県桑名市版・岐阜県各務原市版「タウンページ」贈呈式

ビジネス学部 大塚ゼミ×NTTタウンページ 産学連携プロジェクト 三重県桑名市版・岐阜県各務原市版「タウンページ」贈呈式

 企画した特集ページは、2016年12月発行の三重県桑名市版と岐阜県各務原市版の「タウンページ」に掲載。その贈呈式が11月に桑名市役所と各務原市役所で開催されました。それぞれの式典には、市関係者やNTTタウンページ株式会社の方々、そして大塚英揮先生と学生たちが参列。今回の産学連携プロジェクトについての紹介もありました。学生たちは「インターネットで多くの情報が入手できる時代、少し調べただけで分かった気になってしまいがちです。しかし、今回の特集ページ企画・制作にあたり、現場を取材してまちの名所・名物を五感で感じ取ることができ、"自分で見て、聞いて、体験すること"の大切さをあらためて実感しました。市民の皆さんにも、まちの魅力を再発見していただく"きっかけ"になれば幸いです」と力強くコメント。市やNTTタウンページ株式会社の方々から賞賛の声をいただき、また新たな連携プロジェクトへの期待も高まりました。
 毎年、大塚ゼミでは、企業や官公庁、商店街などと連携したプロジェクトに取り組み、学生が主体となってさまざまな課題解決に挑んでいます。今回、仲間や大塚先生、企業、地域の方々と協働し、頑張りを確かなカタチに残した経験は、さらなる向上をめざす大きな力になることでしょう。

学生が企画・制作に携わった特集ページ

桑名市版「タウンページ」

 「桑名のいいところ 知らな 行かな 食わな!」と題した桑名特集を制作。徒歩や自転車で散策するおすすめコースを提案し、「桑名らしさ」を体感できる名所や地元自慢のグルメを取り上げました。手書きのメッセージや手描きのイラストマップを採用し、まちのあたたかさも表現しました。

ビジネス学部 大塚ゼミ×NTTタウンページ 産学連携プロジェクト 三重県桑名市版・岐阜県各務原市版「タウンページ」贈呈式

ビジネス学部 大塚ゼミ×NTTタウンページ 産学連携プロジェクト 三重県桑名市版・岐阜県各務原市版「タウンページ」贈呈式

各務原市版「タウンページ」

 地域の魅力を再発見する、各務原特集を企画しました。「モダンとレトロが共存するまち」をテーマに、中山道を中心としたエリアをイラストマップで紹介。「若者」「子連れ」「高齢者」の世代別おすすめ度を掲載しながら名所をガイドする、誰もが楽しめる誌面づくりを大切にしました。

ビジネス学部 大塚ゼミ×NTTタウンページ 産学連携プロジェクト 三重県桑名市版・岐阜県各務原市版「タウンページ」贈呈式

ビジネス学部 大塚ゼミ×NTTタウンページ 産学連携プロジェクト 三重県桑名市版・岐阜県各務原市版「タウンページ」贈呈式