追究

2012年01月23日

福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻 おはなしミュージカルとクラスコンサート

福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻 おはなしミュージカルとクラスコンサート

音楽関連の授業の一環として、子ども福祉専攻の学生たちが
ミュージカルやピアノ演奏、歌唱を披露しました。

子どもたちの感性を豊かに育むために、歌やリズム運動などの音楽活動が保育・幼児教育の現場で重要視されています。そこで福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻では、ピアノ、声楽、リズム運動などのさまざまな音楽表現を学ぶ授業を多数開講しています。その授業の一環として1月23日(月)、「おはなしミュージカル」と「クラスコンサート」が開催されました。

 昼休みにおこなわれた「おはなしミュージカル」では、保育内容 音楽的表現Ⅱの授業を受講する2年生17人が、「見習魔女の冒険 シンデレラをお手伝い!」を発表しました。授業を通して3演目のミュージカルに取り組み、仲間と共に歌やダンスで表現することの楽しさを学んだ学生たち。"人前で演技する""台詞に込められた思いを伝える"などの経験を重ね、限られた時間を有効に使って振付の考案や練習などに励み、この日を迎えました。会場となった音楽室には50人以上の学生や先生方が観客として訪れ、あたたかな雰囲気の中、今までの練習の成果を披露しました。おなじみの童話「シンデレラ」をアレンジしたストーリーに沿って、かわいい衣装を身にまとった学生たち。各人がそれぞれの役になりきり、観客の皆さんも自然と手拍子を打って盛り上がっていました。「アンコール!」の声が起こるほどの大盛況のうちに幕を閉じ、学生たちは達成感や喜びにあふれた晴れやかな表情を浮かべていました。

 続く3、4限目には、「クラスコンサート」がおこなわれ、音楽基礎技能Ⅱの授業を受講する1年生39人がピアノ演奏と歌唱を披露しました。ピアノと声楽の技術的な演奏力の向上や、子どもたちの心に響く豊かな表現力を身につけるために、ピアノ実習や発声・読譜トレーニングなどに力を注ぎ、一人ひとりが自分のレベルに応じてスキルアップをめざしてきました。このクラスコンサートには、採用試験の実技試験や保育・幼児教育の現場に立つときに実力を発揮できるよう、"本番に強くなる力"を身につけるという目的もあります。学生たちは緊張しながらも、心を込めてピアノを弾き、元気な声で歌を表現していました。

 こうした発表の場を数多く経験していくことは、保育者をめざす上での大きな力となります。「おはなしミュージカル」「クラスコンサート」をきっかけに、学生一人ひとりが表現することの楽しさを実感し、学習への意欲をさらに高め、次のステップへと力強く歩んでいくでしょう。