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2015年06月15日

健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ大会

健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ大会

平成27年5月23日(土) 長久手キャンパス 体育館

1年生約150人と2・3年生が共に爽やかな汗を流し、仲間との絆を深めました。

 5月23日(土)、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科の1年生約150人が参加する「スポーツ大会」が開催されました。この大会は、新入生が仲間や先輩、教員と親睦を深め、学生生活をより有意義なものにしていくきっかけになるよう、毎年5月にスポーツ・健康医科学会の主催でおこなわれています。今年も、後輩の新生活を応援しようと、2・3年生が企画・運営に奔走しました。会場となった長久手キャンパスの体育館には、チームごとのオリジナルTシャツを身にまとった学生が朝早くから集まりました。

 競技は、ソフトバレーボール。1年生全員が受講している「基礎ゼミ」のクラス、1ゼミから10ゼミまでの10チームと、スポーツ・健康医科学会の2・3年生チームの計11チームが戦いました。予選、決勝ともにリーグ戦がおこなわれ、予選で勝ち数が多い上位5チームが決勝リーグの上位リーグへ、残り6チームが下位リーグへと進みました。
 試合前から、念入りにストレッチや練習をしたり、円陣を組んで気合いを入れたり、11チームそれぞれがヤル気にあふれていました。1球1球を大切につなぎ、ネット際の戦いを制して鋭いスパイクで得点を決めると、学生たちは抱き合って大喜び。仲間とともに真剣にスポーツを楽しむ彼らの姿は、きらきらと輝いていました。試合のたびに、握手をして対戦チームとも健闘を称え合い、学科全体の結束力が高まっていくようでした。
 数々の熱い戦いが繰り広げられ、空が茜色に染まり始めた頃、表彰式、閉会式を迎えました。上位リーグ1位(優勝)、2位、下位リーグ1位の各チーム、さらにオリジナルTシャツのデザインに優れていたチームが表彰されました。
 勝っても負けても、一人ひとりの笑顔が弾けた、スポーツ大会。入学して間もない1年生にとって、友情の輪を広げ、キャンパスライフをより充実させるひとときとなりました。

 「優勝したい!」という強い気持ちを3ゼミの一人ひとりが持ち、このスポーツ大会に臨みました。勝因は、勝利をめざしてみんなが一試合一試合に全力を注いだこと。さらに、声を掛け合い、応援し合ったことも、優勝を手にする底力になったのだと思います。最初は柔らかいボールの特性に戸惑いましたが、試合のたびにコツをつかみ、どんどんレベルアップができました。これからの学生生活でも大きく成長できるよう、学科の仲間みんなと互いに切磋琢磨していきます。


 ソフトバレーボールは、使用するボールが柔らかいため手にやさしく、スパイクを強く打ってもあまりスピードが出ません。バレー経験者には思いきりプレーする充実感を、未経験者にはハードな試合になり過ぎない安心感を与え、みんなで一緒にスポーツを楽しみたいと考えて、今回の大会の競技にソフトバレーボールを選びました。また参加者全員のレベルに差が出ないよう、プレーに関するルールを工夫し、さらに各試合がスムーズに進行するよう準備にも力を注ぎました。今日、たくさんの笑顔を見ることができ、大きな喜びを噛みしめるとともに、イベント運営の難しさを実感しています。大学祭で企画しているイベントも、仲間と協力して成功させたいと思います。
 スポーツ・健康医科学科では、日々の授業はもちろん、スポーツ大会のような学生主体の活動を通して思考力、指導力、管理力などを多くの力を磨くことができます。社会で活躍できる基盤を4年間で培えるように、今後も仲間と共に学び、挑戦を重ねていきます。