学生チューター ミニインタビュー

佐藤 優美(さとう ゆうみ)さん

WSDでの経験を今後の人生の糧に

佐藤優美さん

【卒業後の進路】
印刷会社 営業職

【経歴】
文学部国文学科2019年度卒業
チューター歴3年(2〜4年次)

2年生からライティングサポートデスク(WSD)の学生チューターを務め、大学卒業を迎えた佐藤優美さん。WSDでの経験や、活動を通しての学びなどについて語ってもらいました。

WSD:WSDでの勤務を終えた感想を聞かせてください。
佐藤:1年目は、「初対面で一度も話したことがない後輩の文章作成をサポートする」と考えただけで緊張しました。自信がなく、不安でいっぱいでした。しかし次第に、WSDの研修やセッションでの学びを生かせるようになりました。勤務年数が増えるにつれて、途中で想定外のことが起きても「去年はこういう時、こう対処したな」などと、過去の経験を応用して対応できるようになりましたね。WSDでのあらゆる経験が自分の力になったと実感しています。
WSD:WSDでの活動を通して、どのような力が身につきましたか?
佐藤:この3年間で、自分自身の文章を書く力・読む力はもちろんのこと、相談者の書きたいことを引き出す力や分かりやすく伝える力など、コミュニケーション能力を高めることができました。また、パワーポイントの作成スキルやプレゼンテーションのスキルも身につきました。とにかく学ぶことが多かったです。しかも、WSDでの活動はそれらの学びを実践し生かす機会にもなるため、勤務を続けることで、学んだ知識を「使えるスキル」として定着させることができたと思います。
WSD:就職活動の時にWSDの経験が生きたというチューターも多いですが、佐藤さんはどうでしたか?
佐藤:WSDでのすべての学びを、就職活動に生かすことができました! WSDの学生チューターとして活動したことを履歴書の「クラブ活動・スポーツ、文化活動」の欄に書いたところ、面接官の方に「詳しく教えて」と興味を持っていただけました。そこで、WSDのことや自分が得た学びについて説明しました。すると、「だから堂々と分かりやすく話せるんだね」「それだけ学んでいれば、これからの仕事は心配ないね」とのお言葉をいただき、その会社に就職が決まりました。
WSD:最後に、これからWSDのスタッフになっていく後輩へのメッセージをお願いします。
佐藤:WSDでの3年間のおかげで学生生活が充実し、ほかの学生ができない経験をたくさんしました。WSDでの学びは、これからの人生の糧になると思います。ぜひ多くの後輩に、私と同じ体験をしてもらいたいです!

(2020年2月)