【講演会】『自分だけのデザイン世界の歩き方 ──「認知症世界の歩き方」の事例を中心に』のお知らせ

【講演会】『自分だけのデザイン世界の歩き方 ──「認知症世界の歩き方」の事例を中心に』のお知らせ

 

創造表現学会のイベントとして、グラフィックデザイナーの清水恒平氏の講演会を開催します。

少子高齢化が進む現代社会。
デザインの分野でも、この時代に必要とされる新しい取り組みがおこなわれています。
この講演会では、デザイナーの清水氏をお招きして、新しいデザインの取り組みをわかりやすくお話しいただきます。

〇日時:2023年12月27日(水)11時10分-12時40分(2限)

〇場所:長久手キャンパス5号棟512教室

〇講演タイトル:「自分だけのデザイン世界の歩き方 ──『認知症世界の歩き方』の事例を中心に」

〇講演者:清水恒平(しみず・こうへい)氏

〇講演者プロフィール:
デザイナー。プログラミングとタイポグラフィを軸に、グラフィックデザイン、インタラクションデザイン、デバイス制作など幅広く活動している。近年はNPO法人イシュープラスデザインのソーシャルデザインプロジェクトの多くに参加している。主な仕事に、「認知症世界の歩き方」「人口減少×デザイン」「東スポweb」「無印良品の家 住まいのかたち」「欲しかった暮らしラボ」などのウェブデザインなど。
オフィスナイス株式会社代表取締役。武蔵野美術大学教授。

〇講演者からのメッセージ:
現在、世の中には様々なジャンルのデザインが存在します。グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、空間デザイン、編集デザイン……。多様化する現代社会の中で求められるデザイナーは専門に特化した人材よりもむしろ、従来のデザイン領域、あるいはその周辺の領域を「つなぐ」人材です。既存の枠に縛られず越境することで広がる可能性があります。
一方、日本は少子高齢化をはじめとする社会課題に溢れた国です。社会課題を解決するためのデザインではまさしくそのような「越境する力」が求められます。本講義ではいくつかの社会課題に対するデザインアプローチの実例をプロセスを交えてお話しします。
デザインに興味があるけど、将来どんなふうにデザインに関わっていけば良いか分からない。そんな人にぜひ聴いてもらいたいです。