メディアプロデュース取材チーム結成裏話と今後の展望!

― 取材チームって何?―

 

 

こんにちは! 2年の大矢です。突然ですが、メディプロ取材チームという謎の団体の存在をご存じでしょうか…?
2022年9月に開催された本学教員の宮田先生主催の「プロに学ぶ!取材ワークショップ」の参加者の中から、有志によって結成されたのが取材チームです! 現在は2年生2人、3年生2人の計4人で活動しています。学内から学外へ、学生の私たちだからこそ伝えられるあらゆる情報をお伝えしたいと考えています。今回は、私たちの取材チームを結成した宮田先生に突撃インタビューを実施してみました! 

 

 

――まず率直に、どうしてメディプロ取材チームを結成しようと思われたかを簡単に教えてください!

宮田先生(以下、宮田):学内での活動を、もっと積極的に学外にも伝えようという背景のもと、メディプロでも何かやろう!となりました。学部の授業や活動などをお知らせするにあたり、教員からだけではなく、学生目線からお知らせすることを目的として結成しました。

 

――学生主体がメインになる中で、学生主体だからこその難しさはありますか?

宮田:難しいというよりは期待しています! 例えば、学生だからこそ何の授業が面白いかなどを記事にできたりするなど、教員では知ることができない内容の記事が生まれることに期待します。

 

――この取材チームは読者のメインのターゲットとして、学内の学生やこれから大学に入ってくる高校生の方々とのことですが、教員もターゲットになり得るってことでしょうか。

宮田:言われてみれば! 在学生や外部の高校生だけでなく、先生方にも読んでもらいたいです。

 

――この活動によって、どんなスキルが身に付くと考えていますか?

宮田:実行力が身につくと思います! 授業の課題として提出して評価されるだけではなく、現実の中で活動することが大事なのかなと思っています。

 

――ちなみに、先生は今までに取材をした経験はありますか?

宮田:いいえ。実は私自身はデザインが専門なので、自分自身で取材をする機会は多くはないんです。ただ、2014年頃から仲間内で雑誌を作っており、主にはエディトリアルデザインを担当しながら、全体的な制作、取材、企画に関わってきました。「メディアの生態系をデザインしていこう」というタイトルの雑誌で、雑誌名は『5:Designing Media Ecology』といいます。この雑誌では、一般的な商業誌では難しい、私たち自身が伝えたいことをそのまま伝える活動をしています。表紙にはCGを使わないというポリシーで制作しています。

 

 

――ところで取材のテーマとは少し外れますが、2023年、年明けに何をしていましたか!?

宮田:シラバス執筆の締め切りに追われていたので、あまり何もできませんでした。でも、初詣に行ったらおみくじが大吉だったので、今年は大丈夫だと思って過ごしています。コロナが収束しつつあり久々に海外出張に行く予定もあるので、自分自身の活動の幅を広げていきたいと思っています。

 

――なるほど。取材チームの話に戻りますが、もし宮田先生がメディプロの学生ならどんなことを、どんな人に取材したいですか?

宮田:学内を掃除してくれる方や、学食の方、授業以外にも大学に関わっている人は大勢いるので、その人たちにどんな思いで活動しているのか、大学が休みの日は何をしているかを聞きたいですね。

 

――では、どんな学生が取材チームに向いていると思いますか?

宮田:メディアプロデュース専攻に入学される方は既に素質を持っていると思うので、その中でも、より多様な人たちに入ってもらいたいです!

 

――最後に、メディプロ取材チームに今後どうなってほしいと考えていますか?

宮田:教員だと思いつかないようなことをやってほしいです。大学のパンフレットなどには良いことしか載っていないので、生の実態を伝えられると良いと思います。ちらちら覗けて、完全にかしこまった情報ではないような、クラスのLINEグループと大学の公式ホームページの中間ぐらいの立ち位置になってほしいと考えています。
ゆくゆくは「この人の書く記事が好き」や「取材されるならこの人に撮ってもらいたい!」など、取材チームメンバーのファンが出来たらいいですね。記事に色が出る、写真に色が出ることを目標とし、地に足をつけて活動できたらいいと思います。

 


―取材を終えて―

宮田先生に取材をしたことで、取材チームの立ち位置や読み手の層が明確になりました。今後は私たちの興味のあることや伝えたいことを、私たち目線でリアルにお伝えします!


取材日:2023年1月10日(火)
場所:宮田研究室
取材メンバー:
インタビュー=高谷芽生(3年生)
写真=長谷川果穂(2年生)
記録=加藤百華(3年生)
記事=大矢佳歩(2年生)
※学年は2022年度のもの。