愛知淑徳高等学校2年
田部井 希実さん
120の文字に淑徳のS字マークを絡ませ、校訓である「質実剛健・謙譲優雅」や年月とともに歩んだ淑徳をイメージし、右上に伸びる矢印が「伝統は立ち止まらない」という前向きな精神を表した作品です。色合いも学園を象徴する青色(鉄紺色・水色)を基調としており、120周年にふさわしいデザインであると高く評価されました。
淑徳マークの「S」と120周年の「120」、上向きの矢印を組み合わせた意匠を考えました。デザインにあたって、淑徳マークが数字に絡みつくように変形具合を工夫しました。また、奥に見える扇形は120周年に基づき、120度になるように調整しています。ロゴの全体の色調は、愛知淑徳中・高の制服から着想を得ました。セーラー服の襟のように扇形には三本の白線を取り入れ、淑徳生にとって馴染み深い鉄紺色が見る人の印象に残るようにバランスを調整しました。上昇する矢印のように、今後も愛知淑徳学園が伝統を継承し、成長し続けられるように思いを込めてデザインしました。
創造表現学部 創造表現学科
建築・インテリアデザイン専攻3年
伊藤 佳音さん
大学の理念(違いを共に生きる)や歴史、特色などを意識し、開学50周年にふさわしいデザインであることを評価基準として選考されました。斬新なアイディアをうまくデザインに落とし込み、インパクトや躍動感、話題喚起力も感じられた点で優れていたと評価されました。
50周年の数字を横顔に見立て、将来に希望を抱き主体的に行動していく若者をイメージしてデザインしました。3本のまつ毛は大学理念(違いを共に生きる)を実現する3つのテーマを意識し、瞳に上向きの斜線を入れることで学生の今後が良くなるように願いを込めました。「SHUKUTOKU」から「T」「H」を取って横顔と並べて見ると「50TH」と読めるようにし、風になびく髪を加えて全体をまとめることで爽やかな印象にデザインしました。目を引く面白さや文字の見やすさ、ジェンダーレスなどを意識し、大学生らしいエネルギッシュな雰囲気に仕上げました。
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