研修機関 | 株式会社 名古屋銀行 | ||
---|---|---|---|
研修期間 | 平成28年8月22日(月)〜8月26日(金)実働5日間 | ||
学 部 | メディアプロデュース学部 | 学科 | メディアプロデュース学科 |
氏 名 | ![]() |
学 年 | 3年 |
1.インターンシップから得た経験をタイトル1行で表示
「スキルアップ」
2.インターンシップ研修内容(概要)
1日目から3日目の午前までは、座学で社会人のビジネスマナーや、ルール、そして銀行の業務内容、通帳作成などを学んだ。3日目の午後からは、営業支店へ行き、先輩や副支店長、支店長の話を聞くことで、日々の業務を教えられた。4日目の午前には日本銀行名古屋支店へ訪問をし、午後に名古屋ビルヂングの中にあるハートフルプラザへ訪問した。ここでは、他の営業店とは異なる仕事内容を体験することができた。そして5日目に、1日目から行ってきた札鑑コンクールや新商品のご提案として、グループワークを主任へプレゼンを行った。
3.インターンシップ研修前に設定した目的・課題
①自分のスキルアップ
②営業店で働いている行員が、どのような業務をこなしているのか
③名古屋銀行の良いところを見つける
4.インターンシップ研修前に設定した目的・課題に対する成果
私は、名古屋銀行のインターンシップへ行くまでに、銀行というのは、すべての行員が個人や法人のお客様のもとに出向き、預金を集めたり、融資をしたりすることで、銀行を支えているのだと考えていた。しかし、それは大きな間違いであった。銀行とは、外で働く営業の行員と中で働く行員が分かれて、違ったお客様の相手をしている。また、銀行はすべての行員が一つの「地域社会の繁栄に奉仕する」という目標を思ってやっているので、離れていても心は繋がりながら日々の、業務を遂行しているのである。
私は、このようなことから、チームワークはとても大切であり、またチームワークが纏まらなければ、その銀行や他の企業は必ず衰退してしまうのではないかと感じた。自分一人の力で大きな仕事に立ち向かおうとしても、必ずどこかで大きな壁が立ちはだかるに違いない。そして、それを打破するためには、チームという、仲間が大切である。また、仲間を信頼する、仲間から信頼されることが、その人の器でもあり、その人々が集まる銀行やその他の企業が大きく躍進していくのではないかと思った。
私が考える名古屋銀行の一番の良い点は、地域社会の繁栄に多大に力を注いでいる点である。お客様に対する感謝、そして、地域社会の繁栄を目指すことは、地域の人々の協力が必要であり、その協力があれば、名古屋銀行も発展・発達をすることができ、愛知県がより盛り上がるのだ。このことから、お客様に信頼される環境づくりの重要性を感じた。そのため、上述したように、信頼される人間がいればいるほど、お客様との距離感もより近くなるのだと考える。
5.印象に残った出来事とその理由
印象に残っていることは、お金は血であり銀行は心臓ということである。まず、銀行というのは、大まかに説明するとお金をお客様に預金してもらい、その預金してもらったお金を他の企業に融資し、その利息で収益を得ている。
先のことから、銀行はお客様から預金していただいたお金を社会に回しているのである。それはどういうことかというと、人間の身体で例えるとするならば、銀行は心臓で、お金は血と仮定してもおかしくない。なぜなら、お金を回すことで、その他の企業が様々なものにお金を使用することが可能になるからである。しかし、お金が回ってこないと、企業は、欲しいものを購入することが不可能になり、倒産という形になりかねない。その倒産が続いてしまうと、社会はどうなるであろうか。その結果は当然ながら、企業業績が非常に悪くなり、日本の経済がとても不安定になると思われる。そのようにならないようにするのが心臓である銀行である。私はこのことを、担当行員の方から聞き、一番印象に残っている話である。
6.大学での学びとインターンシップについて気がついたこと
私が専攻している分野は、メディアに関係することである。様々な講義を受講してきたが、インターンシップに関連しているという分野は特にない。あるとするのならば、インターンシップ概論である。インターンシップ概論を受講し、インターンシップ概論担当教員から、インターンシップに参加すると自分の経験になるという言葉を聞き、実際に参加して、社会の厳しさを自分の肌で感じたいと思ったのが理由である。そして私は、必ず銀行員になるという目標、そして夢があるので、信用金庫よりも倍率の高い、地方銀行の名古屋銀行に応募した。
インターンシップに参加することは、大学での学びと関係なしに、自分の経験値を大幅に上げることが出来るとても良い機会である。しかし、一番大事な時期は、参加前と参加後であると私は感じた。それは、参加前は参加する銀行を調べ、自分でその銀行の仮設を立てること、そして参加後は、自分の反省点を見つめ直すことが非常に大切であると感じた。
7.インターンシップを経験して変わったと思うこと(考え方、姿勢など)
インターンシップを経験し、参加前よりも、銀行員になりたいという気持ちが大きく膨らんだ。銀行員は、確かに大変である。しかし、銀行という心臓は、大きくいえば、日本を支えているといえる。私は、陰ながら日本を少しでも豊かにしたいと考えるため、銀行員になり、多くの経験をし、力をつけていきたい。インターンシップは、自分の為になる話ばかりであったので、その事柄を後輩へ教え、インターンシップに参加する後輩を増やしたいと思った。
8.インターンシップの経験を通して、今後の学生生活をどのように取り組むか
私は運よく、自分の行きたい職種である地方銀行のインターンシップへ参加することができ、本当に恵まれていると思った。私は、この経験を活かし、銀行のことをより詳しく、自分の知識として身に付けるために、FP三級を取得しようと思った。このFP三級を取得するためには、もっと細部まで銀行のことやマーケティングなどを勉強しなければならない。しかし、それが取得できたときには、銀行業務に少しは秀でた人間になると考えるので、必ず取得したい。そして、インターンシップに参加していない私の周りの友人にもインターンシップへの参加を勧めたいと思った。
また、私は冬のインターンシップにも積極的に参加し、今度は異なる金融機関へ行きたい。そして、今回参加した銀行と比較し、どの様な点が異なるかを自分で結論付けていきたい。