ダイバーシティは、身近なことであるからこそ、考え、学び続けなければ忘れてしまう危険性があります。
無意識であっても、自分や他者を認めない・尊重しない、といったことにならないよう、ダイバーシティ共生センター(DISC)では、学生と教職員が共に、ダイバーシティに気づき、学び続けられる環境を整えています。
基幹科目「違いを共に生きる・ライフデザイン」を中核とする、大学のダイバーシティ関連科目の履修のほか、ダイバーシティ共生センター(DISC)が企画する学内外での体験をとおして気づき、学ぶ学習会シリーズ「 実感してみよう!“違いを共に生きる”」の開催、ダイバーシティ共生センター所蔵の図書等の利用をとおして、ダイバーシティへの気づき、学びを深めていくことができるようにしています。
ダイバーシティ学修支援
ダイバーシティに関する学修を支援・促進
ダイバーシティに関する全学教育
- 基幹科目「違いを共に生きる・ライフデザイン」の運営
- ダイバーシティ共生プログラムの提供
ダイバーシティに関する学修支援
- 学生・教職員のダイバーシティの学修の支援・促進
ダイバーシティに関する全学教育

愛知淑徳大学の入学生は全員「違いを共に生きる・ライフデザイン」という基幹科目を履修します。
この科目は、現代が抱える社会的問題について、6つの分野(公共哲学、多文化共生、地域づくり、子育て支援、労働教育、防災)の専門家の講義を受け、それぞれの課題について、今を生きる当事者として受講生自身が考えながら、大学4年間から生涯にわたるライフデザインの基礎づくりをすることを目標にしています。
受講生の主体的な学びを重視し、学生が自分にとっての「違いを共に生きる」とは何かを見つめ、日々の学修や生活、そして人生に、それが生きるよう理解を深めていきます。
ダイバーシティに関する学修支援
1. ダイバーシティ共生プログラム
ダイバーシティ共生センターでは、大学理念「違いを共に生きる」の実現を目指して、ダイバーシティに関する学びを深めることができるよう「ダイバーシティ共生プログラム」として、さまざまな科目を開講しています。
科目紹介

「基幹科目」の、「違いを共に生きる・ライフデザイン」をはじめとして、「ダイバーシティ基礎科目」では、「大学生のためのダイバーシティ入門」や「日常生活とダイバーシティ」、「ダイバーシティ研究法概論」や「ダイバーシティ関係行政論」などを開講しています。
これらの科目のほか、各学部等で開講されているダイバーシティに関連する科目も履修することができます。
「ダイバーシティ演習科目」では、「探究・違いを共に生きるⅠ・Ⅱ」や「ダイバーシティ研究法演習」などを開講しています。
このように、基幹科目から演習科目まで体系的に学ぶことによって、皆さんのダイバーシティに関する気づきや学びを深め、皆さんが愛知淑徳大学に在学している期間はもちろん、卒業後の人生のなかで、一人ひとりがダイバーシティを意識し、「違いを共に生きる」ことを大切にして生きる力を育むことができるようにしています。
ダイバーシティ共生プログラムでの学びについて
「違いを共に生きる・ライフデザイン」での気づき・学びを最初の一歩として、価値観、育った環境、年齢、性別、国籍、言語、文化、宗教、障がいや病気の有無など、さまざまな「違い」があること、それらを互いにそのまま認め合い、尊重し合うことを、ダイバーシティ共生プログラムの科目を履修することで、是非学んでみませんか。ダイバーシティ共生プログラムの詳細については、学内専用ページをご覧ください。
ダイバーシティ共生プログラム(学内専用)修了証・履修証明書

一定の要件を満たすことで、皆さんが意識的にダイバーシティについて学んだことを証明する修了証・履修証明書を、ダイバーシティ共生センター独自に発行しています。
2. 学習支援
学内外体験学習会「実感してみよう!“違いを共に生きる”」シリーズ
DISCでは、ダイバーシティについての気づき・学びを実感する学習会「実感してみよう!“違いを共に生きる”」を、シリーズで実施しています!
この学習会は、学部・学科・年齢・性格・性別・価値観など一人ひとり異なる皆さんが、「体験」をとおして、共にダイバーシティに気づき、学び合うのが特徴です。
2024年度

2024年度は、
①学外体験学習会「多文化共生ふれてみよう!」
②学内体験学習会「“違い”を共にどう生きる?大震災を想定して考えよう!」
③学内体験学習会「多文化共生ふれてみよう!」追加企画
の3つの学習会を実施しました。
3. センター所蔵の図書等の閲覧・貸し出し

ダイバーシティ共生センターの所蔵する、ダイバーシティに関する書籍等を、本学学生と教職員はセンター内で自由に閲覧することができます。
また、書籍等は学生および教職員に貸し出しもおこなっています。
年間をとおして、ダイバーシティ関連の書籍等が続々入荷中です。