交流
2024年07月30日
堀川フラワーフェスティバル 愛知淑徳大学DAY

2024年5月25日(土)堀川納屋橋ゆめ広場
堀川の魅力を伝える市民イベントに
「愛知淑徳大学DAY」と題して4つのCCC学生団体と
2つの外部連携団体がブースを出展しました。
本学には学生の自主性を尊重し、地域連携や環境への意識、実社会で役立つスキルを育む「コミュニティ・コラボレーションセンター(以下CCC)」があります。CCCは学生に学外のボランティア団体を紹介するほか、CCCのサポートによって数多くの学生団体が立ち上がり、社会貢献活動に取り組んでいます。
堀川や納屋橋エリアの魅力を伝える市民イベント「堀川フラワーフェスティバル」。2024年5月10日~25日に開催されたイベントの一環として、5月25日(土)に「堀川フラワーフェスティバル 愛知淑徳DAY」を開催しました。本学からは、堀川の魅力を伝えるCCC学生チームと、CCC学生団体「PERILLA:ポレラ」・「そとそと」・「きらきら☆したら」が出展しました。外部連携団体からは、NPO法人「楽歩」様と社会福祉法人「TUTTI」様が出展しました。
「魅惑だらけのホリカワ 謎解きゲーム」を開催した学生団体は、名古屋市緑政土木局・堀川に拠点を置く「水辺とまちの入り口研究所」の協力のもと、堀川の魅力を伝える「謎解きゲーム」をおこないました。納谷橋から錦橋までの堀川沿いに14の謎解きゲームを配置し、参加者は謎解きにチャレンジすることで、堀川について理解を深めることができます。
イベントの準備にあたり、堀川に関する動画を視聴したり、調査や下見をおこなったりと、堀川について知識を深めた上でクイズを考案。作成したクイズを「水辺とまちの入り口研究所」の方に添削いただき、よりわかりやすくなったものを掲示しました。「堀川を開削した福島正則のひげの形は?」といった像を見ながら答える問題から、「1826年に宮の宿に来たことのある外国人は?」といった歴史的な問題まで、バラエティに富んだ問題を準備しました。なかには、「『堀川検定』を勉強して、初めて知ったことをクイズに入れてみました」と話す学生も。今回参加したメンバーは名古屋市外出身の学生が多く、「クイズを作るために名古屋や堀川について学ぶことができてよかった」と話してくれました。
学生は「子どもたちに楽しんでもらうつもりでクイズを考えましたが、年齢を問わず多くの方に楽しんでもらえました。また今回のようなイベント企画に携わりたいです」と振り返りました。
下呂市小坂町との交流をきっかけに始動した学生団体「PERILLA:ポレラ」は、小坂町の活性化を目的に活動しています。今回は、開催の1カ月前からブースの準備に取り掛かり、当日は特産品のえごまを使った油や味噌を販売。立ち寄ってくださったお客さまに、えごま油のサンプルをお渡しし、小坂町についてPRしました。看板を持って堀川沿いを歩き、ブースの呼びかけをおこなった学生は「いろいろな人に声を掛け、えごま油に興味を持ってもらえました」と振り返りました。
NPO法人楽歩では、長久手市で障がいがある方の就労支援をおこなっています。ブースでは、障がいがある方が作られた"自家焙煎珈琲"とお菓子を販売しました。バリスタによるハンドドリップしたものを、その場で楽しんでもらいました。
NPO法人TUTTIでは、名東区で障がいがある方の就労支援をおこなっています。ブースでは、事前にTUTTIさんからお話しを聞いた学生が、障がいがある方々が作られたハーブカレーを販売しました。
地域の方と交流し、学んだことを学生目線で発信できた「堀川フラワーフェスティバル 愛知淑徳DAY」。これからもCCCは、学生たちの主体的なチャレンジを後押しし、よりよい社会づくりに貢献していきます。