
2026年8月23日(日) 長久手キャンパス1号棟134教室
食に関する専門知識を身につける「食創造科学科」と
2028年4月に開設予定の「応用生物学部※」のことを知る、
高校生向けの特別講座を開催。
2028年4月に開設予定の「応用生物学部※」では、「食品科学」を含む4つのコースから専門分野を選択できる予定です。そこで、進路を考える高校生を対象に、食に関わる「食創造科学科」と「応用生物学部」を併せて紹介する体験講座を、8月23日(日)に長久手キャンパスで開催しました。
応用生物学部の紹介


まず初めに、本学の三宅義明先生より、現在の高校2年生が受験を迎える2028年度に開設予定の「応用生物学部」について紹介がありました。
2028年4月に本学初の理科系学部として誕生する予定の「応用生物学部 応用生物化学科」は、1・2年次で基礎を身につけ、3年次に「食品科学」「コスメティックサイエンス」「バイオサイエンス」「理科教員養成」の4コースから専門分野を選択し、興味・関心に合わせて各コースの科目を横断的に学べる“ゆるやかなコース制”を導入します。
全コースで理科教員免許の取得が可能であり、応用生物学分野からコスメティックサイエンスを学べるのは中部地区初。最新のコスメティックサイエンスの実験実習施設を備えた新棟を建設予定です。
そのほか、授業の特徴として、理科(化学・生物)について高校での学びを復習するカリキュラム(科目)を用意しています。3年次前期には、「地域連携プラットフォーム演習」において、地域と連携した課題解決型授業(PBL)を行う予定です。卒業後の進路としては、現在の食創造科学科と同様の食品関連企業に加え、化粧品会社や製薬会社なども想定されていることが紹介されました。
学生による食品開発プロジェクト




全体説明に続いて、教員と学生から、ゼミ活動や実際に学ぶ内容について、セミナー形式で3つの紹介がありました。
「夢みるグラノーラ」プロジェクト
一つ目は、食創造科学科の学生による食品開発プロジェクトの紹介です。担当したのは西澤先生と、そのゼミ生たち。大学・企業・福祉・行政が連携した「夢みるグラノーラ」プロジェクトについて、企業の担当者と共に取り組んだ課題把握から、地域食材をベースとした食品開発、さらには福祉施設と共に実施した生産について、それぞれの苦労や工夫を交えた話に、高校生たちは学びの楽しさと、学びが地域課題解決につながっていることを実感したようです。
トマト研究から探るおいしさの秘密
二つ目のセミナーは「食創造からバイオサイエンスへ!」がテーマ。私たちにとって身近な野菜である「トマト」について数値化することでおいしさを探るという、食をバイオサイエンスの目線から考える内容でした。
トマトのおいしさは甘味だけでなく、酸味と旨味とのバランスで感じられ、加熱することでおいしさが増す理由など、研究が進んだことで明らかになった「おいしさの秘密」を紹介しました。“食を研究する”ことがどのようなものなのか、高校生にとっては新しい気づきがある内容となりました。
まるわかり!コスメティックサイエンス
三つ目のセミナーでは、応用生物学部のコスメティックサイエンスコースで学ぶ「皮膚と化粧品の科学」を、高校生にも身近なテーマを通して紹介しました。
今回の講座では、まず皮膚の構造やバリア機能について学び、日焼け止めなど身近な化粧品を題材に、「なぜそうなるのか」を科学的に考えました。さらに、研究現場でも用いられる機器を使って実際に皮膚の水分蒸散量(TEWL)を測定。
「見る・触れる・測る」ことから疑問を持ち、根拠を集め、筋道を立てて考える。今回のセミナーを通して、コスメティックサイエンスが身近な化粧品を入り口に、人の健康やウェルビーイングを支える生命科学であることを体感してもらいました。


セミナー終了後は、教員や職員による個別相談、施設見学ツアーなどが実施され、在学生が施設見学ツアーに帯同して高校生の質問に答えるなど、高校生と学生との交流も生まれました。
本学で初めてとなる理科系学部「応用生物学部」は、2028年4月の開設予定。今後も、今回のような高校生向けの体験講座や、Webサイトなどで、新しい情報を発信していきます。
※2028年4月開設予定(仮称・設置構想中) 応用生物学部についての記載の内容は予定であり、変更される場合があります。