卒業プロジェクト 中間発表Ⅰ

4年生の卒業プロジェクト 中間発表Ⅰを行いました。

卒業プロジェクトは、4年間の学びの集大成として学生がそれぞれテーマを設定し、作品にまとめます。

本専攻では、論文・設計・制作の3つのカテゴリーから一つを選択し、最終的に1月の学内展へ向けて作品にしていきます。さらに学内展で優秀と認められた作品に限り、2月の学外展へ出品することができます。この1年に及ぶ研究・制作を「卒業プロジェクト」と呼んでいます。

中間発表は、1年を通して2回設定されています。今回は第1回目の発表となる「中間発表Ⅰ」を開催しました。発表内容について特に指定はありませんが、各自設定したテーマについての問題提起と今後の提案内容について発表します。

発表時間は1人3分、質疑応答3分です。様々な質問や意見が飛び交います。

時にはセンスあふれる回答に爆笑が起こることも…。

そして時には厳しい意見や叱咤激励も飛びます。

中間発表といえど大切なプレゼンテーションです。教員陣も真剣に向き合います。

次年度以降に備え、見学に訪れる下級生もしばしば。ちなみに、卒業プロジェクトでは、研究補助や模型制作補助を依頼する頼もしい後輩を確保できるか、という点も作品の完成度に大きく影響します。下級生としては、どの先輩の作品を手伝うのか、少しでも自分の肥やしとなり得る作品を吟味します。

4年生は残り数回のゼミ指導を経て分岐点となる長い夏休みへ突入します。この夏休みをどれだけ有効利用できるのか、考え続けることができるのかが大切になってきます。なぜならば夏休みが終わってしまえば提出〆切までわずか3ヶ月ほど。普段の設計課題と同じ時間しか残っていないからです。

とにかく思考し、手を動かす。そして広い視野でもって挑んでほしいと思います。