コミュニティー・コラボレーションセンター

アンダンテ

1. ファンドを活用し、どんな社会貢献活動にチャレンジしましたか？

　私達アンダンテはハンディキャップを持つ子ども達の社会適応訓練の支援を行いました。この活動は，子ども達に日常生活の面での自立を自発的な行動を促しながらサポートし，社会の一員である意識を育てるためのものです。今年度は自らの仕事で報酬を得る作業実習をメインに活動を行いました。

2. 活動を通して、チームの皆さんに、どんな変化や成長がありましたか？

　ファンドを活用したことによって，全体的に自分に責任をもって支援するという意識が顕著になってきました。個々に意識の差はありますが，単純にコミュニケーションをとるだけではなく，成長を促すことを考えての接し方が見られるようになったと思います。今年度は親御さんの考え方や意見を参考に子ども達への向き合い方を試行錯誤した年だったのでそのような姿が見られたのは大きな成果なのです。

3. どんな時に、活動していてよかった！と思いましたか？

　それはやはり子ども達の笑顔を見る瞬間です。何か目標に向かって作業を行っている時，上手くいったと喜ぶ顔を見た瞬間は一番心が温まります。しかし子ども達の姿も勿論ですが，生き生きと活動する子ども達を嬉しそうに見守るお母さん方を見た時も，活動に参加していて良かったと実感します。

4. 活動を振り返り、課題と次のチャレンジを教えてください。

　課題は未だ数多くありますが，その中でもつながりのある活動を重点的に行っていく予定です。例えば食事をとる。その為には食材を調理しなければならない。その食材を選別し，購入する。そこには資金が必要で，お金を得る為に労働という対価を用いる。そういった行動には一連の目的と結果が存在する事を理解し，想像した行動がとれるような活動を練っていきたいと考えています。