2018年7月15日（日） 愛・地球博記念公園（モリコロパーク）

CCC開設科目の授業内で立案した企画を実現。
NPO法人楽歩さんの魅力を発信しました。

　本学のコミュニティ・コラボレーションセンター（CCC）は、学生たちの地域貢献活動やボランティア活動をサポートすることで、自主性や行動力を育んでいます。さらにCCC主催の授業を開講し、社会の一員としてプロジェクトや団体を運営していく時に必要な基本知識やプレゼンテーション能力、企画立案力を養う機会を提供しています。そんなCCC開設科目の一つが「CCCキズナプロジェクト」。NPO法人や商店街、企業などと連携し、地域の問題解決に挑む授業です。今回コラボレーションしたのは、NPO法人楽歩（らふ）さん。障がい者の就労支援などをおこなっている団体で、障がいを持つ方々が収穫した米や焙煎したコーヒーなどを販売したり、カフェを運営したり、長久手市を中心に活動しています。学生たちはNPO法人楽歩さんの活動をより多くの人に広めるための企画を立案。愛・地球博記念公園でおこなわれる夏まつりにあわせて、愛・地球博記念公園にあるNPO法人楽歩さん経営の「冬青（ソヨゴ）珈琲店」でイベントをおこないたいと提案しました。その提案から数ヶ月間、学生たちはイベント開催のためのさまざまな準備を重ね、7月15日（日）にコラボレーションイベントの本番を迎えました。

　当日はこの日のためのオリジナルコーヒー「キズナブレンド」を販売。また、NPO法人楽歩さんが手作りしているコースターにイラストを書いてもらう「お絵かきブース」も設置。その一つひとつのコースターを横断幕に貼り付けて、気球の一枚絵をつくりあげるという企画を実施しました。この企画は親子連れのご家族を中心に人気を集め、多くのかわいらしいイラストで気球が彩られました。さらに、NPO法人楽歩さんをテーマにしたオリジナルイメージソングを披露。初夏の陽気に似合うさわやかでキャッチーな曲には、会場から多くの拍手をいただき、和やかな雰囲気に包まれました。17時にはキズナブレンド100杯を売り切り、達成感を得てイベントを終了しました。

　一日を通じてNPO法人楽歩さんの魅力を発信し続けた学生たち。自ら考えた企画が形になり、運営も経験することで、想像力を働かせて細部まで準備をすることの大切さや仲間と協力し合うことの面白さを知りました。本学ではこれからも地域のみなさまと協力し、学生たちに「経験を通じて成長できる学びの機会」を提供していきます。