交流

2016年07月01日

堀川フラワーフェスティバル2016「愛知淑徳大学DAY」

堀川フラワーフェスティバル2016「愛知淑徳大学DAY」

平成28年5月14日(土) 名古屋市中区・納屋橋シャムズガーデン

地域や世界で行動を起こす学生たちが、イベントを実施。
名古屋の歴史ある河川・堀川に活気を呼び込みました。

 名古屋市の中心部を南北に流れる堀川は、1610年の名古屋城建設にあわせてつくられた“名古屋の母なる川”です。江戸時代には、川沿いに桃や桜が咲き誇り、花見の名所として多くの人が訪れました。近年、かつての賑わいを取り戻し、「堀川を清流に!」という目標を果たすために、浄化活動や市民活動が盛んにおこなわれています。2007年から毎年5月に開催されている「堀川フラワーフェスティバル」もその一つ。市民がつくったハンギングバスケットが飾られ、カラフルな花々が川べりに彩りを添えます。今年で10回目となり、愛知淑徳大学の学生も1回目から参加してきました。
 今年は5月14日(土)に、コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)のサポートのもと「愛知淑徳大学DAY」を実施。ボランティアグループなど8団体がブース出展やステージプログラムに全力を注ぎました。各団体の学生たちは、日ごろは地域の環境問題や食文化に関する活動、東日本大震災被災者支援活動、国際協力に関する活動などに励んでいます。その成果を活かしてフェスティバルに参加し、明るい笑顔を咲かせながら堀川に活気を呼び込んでいました。

学生たちがさまざまなブースを出展!

《大学祭実行委員会 星が丘キャンパス》コマづくりのワークショップ

 2016年の大学祭「淑楓祭」は10月29日、30日に開催予定です。その企画・運営を担うのが、大学祭実行委員会。地域に根差した活動にも力を注いでいます。今回は子ども向けワークショップを実施。牛乳パックを材料にしたコマづくりをレクチャーし、モノづくりの楽しさを伝えました。

《エコのつぼみ》消臭ポットづくりのワークショップ

 愛知県美浜町の農家の方々にご協力いただき、竹の間伐や竹炭づくりに取り組んだ「エコのつぼみ」のメンバー。その竹炭を活用したワークショップ・消臭ポットづくりを実施しました。学生たちは森林保全につながる間伐や間伐材の利用促進についても説明し、豊かな自然を守る意義と理解の輪を広げました。

《名古屋コーチンもりあげ隊》クイズゲーム/お菓子の販売

 地元の特産品・名古屋コーチンに関するクイズゲームをおこない、子どもから大人まで幅広い人々にコーチンをPRしました。また、名古屋コーチンの卵を使ったカップケーキとクッキーを販売し、通常の卵とは違う味の特徴などを説明。地域の食文化や地産地消の大切さを伝えました。

《なごやであそび隊》東日本大震災支援活動の紹介

 東日本大震災で被災し、名古屋に避難しているご家族を支援する「なごやであそび隊」。福島県の子どもたちへのメッセージ募集と、東北産の割り箸「希望のかけ箸」を販売。地元でできる支援活動を考え、行動を起こす彼らの姿は、多くの人に「自分も何かしなくては」と気づきを与えました。

《フィリピンの子ども達♪》スタディツアー報告/フェアトレード商品の販売

 認定NPO法人アイキャンのスタディツアーに参加した学生3人が、フィリピンの子どもたちとの活動を紹介。また、現地の女性たちと一緒につくったフェアトレード商品の販売もおこないました。世界の人たちと触れ合い、互いに支え合うことの尊さを、ブースを訪れた人々にも感じてもらいました。

《フェアトレードカフェ》フェアトレード商品の試飲・販売

 CCCスタッフと学生ボランティアが協力して、世界各国のフェアトレード商品を販売。コーヒーやオーガニックティーの試飲もおこないました。「公正な価格での取引により、発展途上国の人々の自立を支える」という支援のあり方を、より多くの人に理解してもらう機会となりました。

ステージプログラムも大盛況!

 道行く人たちも惹きつけるパフォーマンスを、2団体が繰り広げました。よさこい探究会「鳴踊」はパワフルな総踊りやじゃんけん大会で会場に一体感を生み出しました。福祉貢献学部4年の学生は、友人と一緒にフォークソングを披露。心にやさしく響く音楽で堀川フラワーフェスティバルに華を添えました。