押山美知子/おしやまみちこ

メッセージ

みなさんはマンガを読んで感激のあまり食事がのどを通らなかったことはありませんか? 私は3度そのような経験があります。マンガがあったからこそ今の自分がある、特に少女マンガと出会えたからこそ、ここまでなんとかやってくることができた、そう思っています。これまでどれだけマンガに助けられ、励まされ、支えられてきたことか!
マンガが何故これほどまでに心に響き、読者に強い影響を与え得るのか、その理由を解き明かしたい、言葉でわかるように説明したい、という思いが、私の研究の出発点となりました。マンガというメディアを通して自分について、人について、社会について、さまざまなことをみなさんと共に考えていくことができれば嬉しいです。

担当授業科目

マンガ・アニメ史
基礎演習Ⅰ
基礎演習Ⅱa
マンガ論
文化研究a
講読演習e

演習について

日本のマンガがどのような表現を用いて何を描いてきたのか、その歴史を学び、マンガの未来がどのようなものになっていくのかを考えることは、みなさんがマンガを創作する上で多くの示唆を与えてくれるものとなるはずです。一緒にマンガととことん向き合っていきましょう。

研究課題・活動など

日本の少女マンガと日本の現代文学(特に女性作家の作品)を主な研究対象としています。女性が女性や少女をどのように描/書いてきたのかをジェンダー批評の観点から分析することに興味があります。

略歴

〈学歴〉
東京女子大学 文理学部 日本文学科 卒業
専修大学大学院 文学研究科国語国文学専攻 修士課程 修了
専修大学大学院 文学研究科日本語日本文学専攻 博士課程 修了

〈職歴〉
大学院修了後、約7年間の会社勤めを経て
東京女子大学文理学部非常勤講師
専修大学文学部非常勤講師
日本大学理工学部非常勤講師
早稲田大学教育学部非常勤講師
東洋大学文学部非常勤講師
専修大学文学部助教