
2026年8月7日(金) 愛知警察署、ららぽーと愛知東郷
学生団体「tASUkeai(たすけあい)」が一日警察官に就任。
小学生向けの防犯教室や地域の方への啓発活動に取り組みました。
コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)の学生団体「tASUkeai」は、愛知県警察と連携した防犯の啓発活動に取り組んでいます。実際に発生している犯罪を知り、適切な防犯対策を広めるため、小学生向けの体験型防犯教室をはじめとした啓発活動を企画・実施しています。




2026年8月7日(金)、「tASUkeai」の学生たちは愛知警察署で実施された一日警察官委嘱式に出席。署長から委嘱状を受け取るとともに「人に思っていることを伝えるのは時に難しいことですが、安全・安心を届けたいという気持ちを持って取り組んでいただきたい」と激励の言葉を受け、一日警察官としての使命を胸に刻みました。最初の任務は、パトカーでのマイク広報。「電話でATMの暗証番号を聞かれるのは詐欺です」と特殊詐欺への注意喚起を呼びかけながら、地域の方々に向けてアナウンスしました。
その後、ららぽーと愛知東郷へ移動し、防犯教室を実施。参加したのは、子ども同士の防犯・安全知識の普及に取り組む「防犯少年団」の子どもたちとそのご家族です。学生たちは「夏休みの今だからこそ、子どもたちに防犯意識を高めてもらいたい」という思いを込めて、体験型のワークショップを企画しました。


はじめに学生が紹介したのは、連れ去り防止の合言葉「つみきおに」です。「つ/ついていかない」「み/みんなといつも一緒」「き/きちんと知らせる」「お/大きな声で助けを呼ぶ」「に/逃げる」の5つの行動を示したもので、学生オリジナルの「『つみきおに』ワークシート」を使いながら、自分の身を守るために大切なことを子どもたちに伝えました。
続いて、不在の家族に外出を知らせる置き手紙を書く練習を実施しました。さらに、ペーパークラフトで警察手帳を制作し、その中にワークシートを入れました。学生たちは日頃から防犯を意識できるよう、「持ち歩いてくださいね」と呼びかけました。
その後は、連れ去られそうになった際の護身術も実施。不審者のすねを蹴って逃げる方法を伝え、子どもたちは重心を低くして脚に見立てた段ボールを蹴る実践にも挑戦しました。
最後に学生たちは「安全なまちを守るために、自分たちでできることは、まず自分の身を守ることです。そして、それを学校の友だちにも教えることで、安全なまちづくりの輪は広がっていきます」と呼びかけました。さらに、「登下校の時、地域の人に挨拶をしていますか?」と子どもたちに問いかけ、挨拶の多い地域は犯罪が起こりにくい傾向にあることを紹介。「防犯少年団のみなさんも、まちを守る警察官の一員という気持ちで、たくさん挨拶をしてくださいね」と語り、防犯教室を締めくくりました。


その後、愛知警察署交通課の方から自転車事故防止に向けた注意喚起がありました。最後に防犯少年団の子どもたちと防犯ボランティア団体「アイチレディース4(フォー)」の方々と共に、ららぽーと愛知東郷を訪れた方たちに防犯啓発キャンペーンを実施。特殊詐欺防止や交通安全に関するチラシや啓発グッズを配布しました。学生もその活動をサポートし、防犯意識の向上を呼びかけました。
「tASUkeai」の代表である福祉貢献学部 福祉貢献学科 社会福祉専攻3年の坂下 絢音さんは、防犯少年団の子どもたちが積極的に防犯教室に参加し、楽しみながら学ぶ姿を見て、とてもうれしく感じたと振り返りました。また、防犯啓発キャンペーンの際は、多くの方が足を止めて参加してくださり、安全・安心なまちづくりへの関心の高さを実感したといいます。今後も「tASUkeai」で防犯啓発に取り組み、地域全体への防犯意識の輪を広げていきたいと語りました。
一日警察官という貴重な経験を通して、学生たちは責任の重さを感じると共に、防犯や交通安全に関する情報を広く発信することの大切さを実感したことでしょう。今回の経験を糧に、安全・安心なまちづくりのために自分たちができることを考えながら、今後もさまざまな活動に挑戦していきます。