追究

2020年04月06日

人間情報学部 図書館情報学専修 2019年度 卒業プロジェクト合同発表会

人間情報学部 図書館情報学専修 2019年度 卒業プロジェクト合同発表会

2020年1月27日(月) 長久手キャンパス 824・826教室

学生一人ひとりが研究・制作に励んだ「卒業プロジェクト」。
その成果を発表し、4年間の学びを深め合いました。

 1985年開設の文学部図書館情報学科を前身とする人間情報学部。中でも図書館情報学専修(現・情報システム専修)では、読書やコミュニケーション、情報の検索・情報利用について実証的に学び、さまざまな情報資源をマネジメントするための知識やスキルを身につけます。
 その専門的な学修・研究の総仕上げとなるのが、3・4年次の専門科目「卒業プロジェクト」です。図書館情報学の諸分野を専門とする教員6名のいずれかのプロジェクトに所属し、学生それぞれが自分の興味・関心のあるテーマに沿って研究や制作に力を注ぎます。約2年間にわたり、資料の収集・分析から研究テーマの検討、研究計画の立案、研究成果の整理・評価、考察、論文作成までを順序立てて実施。同じプロジェクトの仲間や指導教員との意見交換も積極的におこない、視野を広げながら各自の研究・制作の内容を深めていきます。

人間情報学部 図書館情報学専修 2019年度 卒業プロジェクト合同発表会

人間情報学部 図書館情報学専修 2019年度 卒業プロジェクト合同発表会

人間情報学部 図書館情報学専修 2019年度 卒業プロジェクト合同発表会

人間情報学部 図書館情報学専修 2019年度 卒業プロジェクト合同発表会

 こうした「卒業プロジェクト」の集大成として、年度末には「卒業プロジェクト合同発表会」を開催。2019年度は2020年1月27日(月)におこなわれ、6プロジェクトの総勢73名の4年生が研究成果を発表しました。研究テーマは「親子のコミュニケーション向上を図る絵本製作」「読書機会となる映像メディアの可能性」「防災ツールとしてのデジタルアーカイブの可能性」「学校図書館における居場所づくり」「視覚障がい者の情報取得におけるメンタル支援」など多種多様。1名あたり4分という限られた発表時間に要点を的確に伝え合い、質疑応答も活発におこなっていました。

人間情報学部 図書館情報学専修 2019年度 卒業プロジェクト合同発表会

人間情報学部 図書館情報学専修 2019年度 卒業プロジェクト合同発表会

 4年間を通して“理論”と“実践”のバランスが取れた数々の授業に励み、人間情報学の幅広い知識・技術を修得した学生たち。柔軟な思考力や分析力、多様な情報資源を的確に活用できる力を卒業後の進路で発揮し、“人に優しい情報社会”の実現に貢献していくことでしょう。