追究
2026年07月07日
愛知淑徳大学 第11回 韓国語作文コンテスト

2026年6月13日(土) 星が丘キャンパス 5号館 55C
学生たちが、自分の経験や価値観を韓国語の作文で表現。
韓国の文化体験も開かれ、理解を深めました。
2026年6月13日(土)に、本学の交流文化学部が主催する「第11回韓国語作文コンテスト」が開催されました。本コンテストには、学部や学年を問わず、韓国語の学習や韓国文化に関心のある学生が参加できます。あらかじめ与えられた3つのテーマ(1.韓国語との出会い 2.K-コンテンツから見る韓国文化 3.私が思う日韓の未来)から1つを選び、制限時間80分、1600文字程度で韓国語の作文を書き上げ、提出します。
当日は過去最大人数となる約40名の学生が参加しました。審査員には、名古屋工業大学 工学研究科で日本語の教鞭をとる金銀珠先生をはじめ、駐名古屋大韓民国総領事館領事、在日本中部韓国人連合会副会長、チェジュ航空名古屋支店支店長、名古屋貿易投資振興社 名古屋貿易館課長を迎え、交流文化学科のチョ スルソップ先生を含めた6名が作文の審査に当たりました。


14時からのオープニングセレモニーでは、開会の辞として交流文化学科ランゲージ専攻の専攻主任の若山真幸先生が挨拶しました。「世界には数千もの言語が存在し、それぞれ異なる文字や音、表現を持っています。私たちはその違いに目を向けがちですが、言語の研究を進めるほど、共通した仕組みが隠れていることが少なくありません。このコンテストでは、自分の経験や価値観を作文で表すことで、韓国語での表現力を競うだけでなく、言語の共通点を知り、言葉の奥深さや面白さをより感じていただけるきっかけになればと思います」と、本コンテストの意義を語られました。




作文の審査を待つ間、学生たちは韓国文化体験として、ハングルカリグラフィーに挑戦しました。講師は韓国でグラフィックデザイナーとして活動されている金正敏さんがつとめました。ハングルカリグラフィーとは、韓国の伝統的な書道を現代風にアレンジし、メッセージの意味や感情に合わせて自由に文字をデザインするアート書道です。文字の太さ、線の強弱、配置などを工夫し、感情や言葉のイメージを視覚的に伝えます。
どんな言葉を書くかを決めたら、まずはボールペンや筆ペンで練習し、イメージを固めます。イメージが固まったら、筆や筆ペンで本番の画用紙に文字を描きます。学生たちは、好きな曲の題名やことわざ、アイドルのキャッチフレーズ、これまでに言われて嬉しかった言葉などを選択。筆でハングルを書くことに慣れていない学生が多く、イメージ通りにいかず苦労する様子も見られましたが、思い思いの作品が完成しました。


結果発表の前に、李佳燕領事からの祝辞が述べられた後、審査委員長を務めた金銀珠先生より韓国語作文コンテストの総評がありました。「レベルの高い作品が多く、審査がとても難航しました。5年前にも本コンテストの審査員を務めた記憶がありますが、その頃より確実にレベルアップしていると感じました。他の言語を知ることは、違う視点で世界を切り取るということ。言語を学ぶことで新しい世界が広がります。どうかこれからも、自分が好きだと思うことや韓国語との出会いを大切にし、自分の世界を広げてほしいです」と、学生たちの頑張りを讃え、今後のさらなる飛躍に期待を込められました。


授賞式では、最優秀賞に松下奈光花さん、優秀賞に具志堅奈緒さんと片山未涼さん、審査委員賞に石垣春奈さんと早川栞菜さん、特別賞に山内美沙季さん、深田琴音さん、村松夢渚さんの計8名が選出されました。受賞者には、賞状と副賞が贈られました。
コンテストの最後には、松下さんが自身の作文を朗読。読み終わると盛大な拍手が贈られ、会場があたたかな雰囲気に包まれました。
本学では韓国語作文コンテストをはじめ、学生たちが言語を通して学びを広げられるさまざまな機会を設け、学生の更なる成長が期待できる場を創出しています。
最優秀賞

交流文化学部 交流文化学科 ランゲージ専攻 1年 松下奈光花さん
私は韓国語との出会いをテーマに作文を書きました。中学3年生のころ、気持ちが落ち込んだ時に「家にいるのに家に帰りたい(クォン・ラビン著)」というエッセイ本に出会い、心が救われた時のことを綴りました。日本と韓国の本では、気持ちが落ち込んだ時にかける言葉に違いがあることがわかり、韓国語の学びを深めるきっかけになりました。大学に入学してからも、日本語と韓国語の間に存在する慣習や文化、表現の違いを知る機会が多くありました。今後の学びでは、言語学習に磨きをかけるとともに、言語の背景にあるものもしっかり学んでいきたいです。












