追究
2026年04月07日
交流文化学部 JALエアラインスクール短期集中講座

2026年2月19日(木) 星が丘キャンパス25B教室
JALの現役スタッフによる特別講座。
客室乗務員やグランドスタッフの業務とサービスへの理解を深めました。
交流文化学部では、将来、客室乗務員やグランドスタッフとして航空会社で活躍したいと目標を掲げる学生を対象にエアラインスクール科目を用意し、現役で働く方々から直接サービスマインドや空港・機内業務、印象力アップなどについて学べる機会を設けています。
2025年度の後期は、JALエアラインスクール短期集中講座を開催。2026年2月16日(月)から4日間にわたり、日本航空の客室乗務員 鈴木優希さまが本学を訪れ、講座を実施しました。学内講義の最終日となる2月19日(木)には、学んだことの総仕上げとしてサービス訓練体験と、学生から将来に向けた決意表明の時間が設けられました。


サービスの講義


サービス訓練体験では、フライト中のサービス場面を想定した模擬実践を行いました。まずは、お客さまに飲み物を提供し、心地よく過ごしていただくための気配りについて考えます。単に商品を渡すだけでなく、どのような言葉を添えるべきか、実践を通して学びを深めました。 実践に先立ち、鈴木講師からは講座期間中に学んだ「お飲み物サービスのポイント」の振り返りがありました。学生たちは、提示されたフライトの状況設定をもとに、搭乗されているお客さまがどのような背景や目的を持たれているかを想像し、模擬実践に臨みます。客室乗務員役の学生は緊張した様子を見せながらも、お客さまと目線を合わせて会話する、機内の環境に気を配る、目的地に合わせた情報提供を行うなど、それぞれが自分なりに考えたサービスを提案。講座での学びを生かし、積極的に挑戦する姿勢を見せていました。


全ての学生が交代で客室乗務員役とお客さま役を担当することで、サービスを提供する側と受ける側の両方の視点から、今後に生かせる気付きを得ることができました。模擬実践後のフィードバックでは、良かった点に加えてさらにサービスを向上させるアドバイスとして、「言葉だけでなく、機内の温度や周囲の音にも気を配り、お客さまがどのように感じているか、五感を駆使して気付くこと」や、「注文を間違えてしまうピンチもチャンスと捉えると、また別のサービスができる」など、新たな引き出しを提供。学生たちはサービスの奥深さについて学べたようです。
多様な視点からの学び


続いての模擬実践は、年齢や国籍、状況の異なる多様なお客さまへの対応が求められる場面です。複数のケースを想定し、その場に応じた適切なコミュニケーションのあり方について考えを深めたうえで模擬実践を行いました。
言語によるコミュニケーションが難しいお客さまに対し、どのように意思疎通を図り、必要な案内を行うかを検討しました。終始笑顔で、言葉が通じなくても声をかける、ジェスチャーなどを交えて伝えるなど、果敢にコミュニケーションをとりに行く姿勢を鈴木講師から高く評価していただきました。また、不安を抱えているお客さまに対しての接遇では、どのようにお声掛けを行うとお客さまが話しやすくなるかといった具体的な手法もご指導いただき、お客さまの心情に配慮したコミュニケーションを心掛けることの大切さを学びました。
学生たちの決意表明


講座の締めくくりとして、学生一人ひとりが本講座を受講したうえでの学びや気付き、今後に生かしたいことを発表する決意表明の時間が設けられました。4日間の講座でどのように成長できたか、新たな夢、目指す将来像の発見につなげられたことが述べられたほか、鈴木講師や共に学んだ仲間に対して感謝の言葉が伝えられました。決意表明を終えた学生に対し、別の学生から、講座への取り組み姿勢や人柄について、素晴らしいと感じた点や刺激になった部分がフィードバックされました。さらに鈴木講師からは学生一人ひとりの性格や特性を踏まえ、今後のキャリアにおいて強みとなる点を示していただき、多くの気付きを得る機会となりました。


本講座への参加を通して、学生たちはそれぞれの将来の目標に向け、新たな一歩を踏み出すことができました。また、3月1日に実施された学外研修の空港実務体験では、客室乗務員だけでなく、グランドスタッフを志望する学生にとっても、実際の現場を体感できる重要な機会となりました。航空業界の最前線に触れる経験は、これまでに学んだ知識をより実践的な理解へと深め、自身の適性や課題を再認識する貴重な時間となります。将来の進路選択において、この研修は大きな糧となることでしょう。
今後も交流文化学部 観光専攻では、航空業界を志す学生に対し、より充実した知識の習得と実践的な経験の場を提供していきます。












