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学び・研究

建築学部 松本ゼミ 防災カーテンの研究発表

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建築学部 松本ゼミ 防災カーテンの研究発表

建築学科の松本ゼミで「防災カーテン」のアイデアを形に。
企業との連携やフィールドワークを通して、
実践的なスキルや考えを修得する機会となりました。

 本学の建築学部 建築学科 住居・インテリアデザイン専攻の松本ゼミでは、企業と連携し、インテリア、建築、街から人生設計につなげる取り組みに挑戦しています。そのうちの1つに、前年度に試作した「防災カーテン」の改良を目的に、学生がデザイン提案やフィールド実習に取り組み、学会発表を通して専門家と意見交換をし、研究内容を社会に共有するという研究があります。この研究は、インテリアコーディネーターやキッチンスペシャリストの資格を出している公益社団法人インテリア産業協会の研究助成に採択されたものです。

 前年度には、株式会社サンゲツのショールームを見学し、デザインを検討。主にカーテン生地として使用されている7種類を機能面から比較し、素材を決定。デザインについては普段の生活の場である住宅と、主に避難所として使用される公共施設での使用を想定し、アイデアを出していきました。試作したカーテンは、取り外すまでの秒数や取り外しやすさの体感を5段階で検証。女性、男性ごとに実験結果を測定し、その結果をもとに、カーテンの上部と下部をつなぐマジックテープの長さを調整しました。マニュアルは紛失することがないよう、布にプリントしてタッセルに差し込むという工夫を凝らし、緊急時でも容易に確認できる仕組みを取り入れています。

 これらの研究については、2025年11月9日に日本インテリア学会第37回大会「インテリアデザインの最前線~東京で交差する知のシナジー~」にて発表。また、2026年2月11日には教員が登壇した「地方の取り組みとインテリアの未来」トークショーにおいて、学生発表の機会をいただきました。

 研究を通して、考案したデザインが実際にカーテンとして形になった際、デザイン案の段階で想定していたような美しいドレープが再現されなかったり、実際の空間(自室)に設置することで、デザイン単体で見ていたときとは異なる印象を受けたりといった、実践的な学びを得ることができました。学生たちにとって、製品単体だけでなく、空間全体との調和も含めて3Dモデリングをおこない、検討することの重要性を実感する機会となりました。

 今後も実践的なスキルを修得しつつ、クリエイティブな発想力も養い、社会に新たな価値を提案できる人材を育成していきます。