躍動

2017年01月05日

中国語学修を通じて、コミュニケーションの楽しさ、行動することの素晴らしさ、違いを受け入れることの大切さを知りました。

vol.48

交流文化学部 交流文化学科 4年

親身になってくださる先生方の指導に支えられて。

 外国語学修や観光学、異文化交流......。私の興味あることがつまった交流文化学部なら、きっと将来やりたいことが見つかるはずそう思い、愛知淑徳大学に入学しました。中国語との出会いは、1年次の授業です。何気なく第二言語として中国語を選びましたが、それがもう、とても楽しくて。中国語学修にのめり込んだ一番の理由は、とても熱心に指導してくださる中国出身の先生方に出会えたからだと思います。みなさん「一、質問したら、十、答えが帰ってくる」ような方々ばかり。中国語で話しかけると、とてもうれしそうに中国語で答えてくださって。そんな先生方の期待に応え、中国語を極めたいという気持ちが芽生えました。

中国語学修を通じて、コミュニケーションの楽しさ、行動することの素晴らしさ、違いを受け入れることの大切さを知りました。

初めての留学。中国語学修が繋いだ、異文化交流。

 HSKの試験は、1年次の後期からチャレンジをはじめました。交流文化学部にはHSKの対策講座の授業があり、単位も取得できます。週に1回、充実した対策授業が受けられて、順を追ってステップアップできるカリキュラムがあらかじめ組まれているので、気負うことなく資格に挑戦できたのだと思います。
 そして、2年次の春休みに念願の中国留学へ。南京師範大学に通い、1ヶ月間、中国語のスキルアップに努めました。そこで韓国やインドネシアからの留学生とであい、お互いたどたどしい中国語を使って、一生懸命、コミュニケーションを計りました。お互い「母国語以外での会話」という共通点があり、中国語学修者としての仲間意識が働いて、一気に仲良くなれました。中国語を通じて、交流や海外の方との絆が生まれたことに感動。もう一度、中国で学びたいという強い思いを携えての帰国となりました。

中国語学修を通じて、コミュニケーションの楽しさ、行動することの素晴らしさ、違いを受け入れることの大切さを知りました。

楽しみながら中国語を学び、HSK6級合格。

 大学3年次の後期、半年間の交換留学が実現しました。行先は2年次と同じ南京師範大学。この留学での掲げたモットーは「中国語を、楽しく学ぶこと」。授業中は、メモを取らず、集中して先生の言葉に耳を傾ける、友だちと街に出て交流を通じてリアルな中国語を身につける、一日中中国語に触れられるようニュースやドラマを見る、テキストを開くのは授業中だけと決めて高い集中力を持って講義にのぞむ――。いかに自分が勉強を楽しめるかという基準で「マイルール」を設定し、徹底的に中国語のシャワーを浴びました。
 そして、留学中の12月、中国語学修の集大成としてHSK6級のテストを現地で受験しました。非常に難易度の高い資格で、合格できるかどうか不安でしたが、今までの努力を信じ、肩の力を抜いて自然体で受験に臨みました。そして、合格。今までの成果が目に見える形で現れ、達成感が得られました。中国語学修に打ち込んだ4年間は、コツコツと努力を重ねる大切さや異文化における違いを楽しみ受け入れることで自分の世界が広がることを教えてくれました。この力は、きっと社会でも役立つと、確信しています。

中国語学修を通じて、コミュニケーションの楽しさ、行動することの素晴らしさ、違いを受け入れることの大切さを知りました。