実社会で役立つ力を伸ばすため、ディベートに奮闘する日々。
ディベートは、ひとつのテーマについて肯定側と否定側に分かれ、お互いの意見を挙げて論じあう知的なゲーム。そこで求められるのは、予測しづらい相手側の意見に対し、自分で考え、自分の言葉で発言する力です。こうした実社会でも求められる力を伸ばすために、私たち大塚ゼミのメンバーは、教育の一環としてディベートに取り組んでいます。
月2回のゼミ内ディベートや基礎トレ合宿、大学祭での公開ディベートなど、多々あるゼミ活動の中でもっとも力を入れるのが、毎年11月に開催される「3大学4ゼミ ディベート交流会」。愛知淑徳大学、東洋大学、目白大学でマーケティングを学ぶ学生たちが、大学の枠を越えて議論を繰り広げる一大イベントです。見事優勝を成し遂げた昨年度に続けるよう、「二連覇」という大きな目標を掲げてチャレンジしました。
決戦は3か月後。ゼミ生同士で力を合わせ、入念に準備。
ディベート交流会の準備に取り組んだ3か月間は、まさに多忙を極める日々でした。私たちに与えられた第一回戦のテーマは、『マツモトキヨシがローソンと提携したことは是か非か?』。まずは企業について熟知するために、新聞や書籍、雑誌などの情報を手当たり次第かき集め、それをひたすら読み深めました。さらにコンビニエンスストア業界全体の現状や、各企業が採っている戦略についても調査・分析し、そこから何が見えてくるかを考察。相手チームや審判を納得させる立論を組み立てるために、チームの仲間と共に日夜議論を交わしました。
私たちを最も悩ませたのが、説得力のある立論づくり。練りに練った立論であっても、論理的でなかったり矛盾点があったりすれば、先生から鋭く的確な指摘があります。いかに自分たちの考えが浅かったのかを思い知らされ、何度も挫折しそうになりました。しかし、落ち込んだときこそ「次はもっといい立論をつくろう!」と皆で励まし合い、決して諦めることなく立論を組み立てていきました。
激戦の末に得たものは、確かな成長と仲間との絆。
数々の苦難を乗り越えたどり着いた、ディベート交流会当日。3大学4ゼミの教員や学生など大勢の人々が見守る中でのディベートとあって、いざ発言をするときは緊張で足が震えました。しかし、「チームのためにやるしかない!」と心を奮い立たせ、堂々と、自信を持って立論を発表。声の強弱や身振り手振りなど、話し方を何度も繰り返し練習した甲斐あって、チームの誰もが納得のいくプレゼンテーションになりました。また、反駁や最終弁論でも、入念に準備してきた分厚い資料を片手に説得力のある発言ができたと思います。
このように、一人ひとりが役割を果たし実力以上の力を発揮しましたが、結果は惜しくも準優勝。目標を達成できなかった悔しさはもちろんありますが、大勢の面前で堂々と話せるようになったり、論理的に物事を考えられるようになったりと、一人ひとりが確かな成長を実感しているのも事実です。さらに、大塚先生やゼミ生と一丸となって、ひとつの目標に向かって奮闘した日々。それは、大学生活でもっとも大切な宝物になると思います。