卒業生の声

各領域で活躍している卒業生を紹介します

本学の卒業生は様々な分野で活躍中です。そんな先輩たちの声を紹介します。

高橋あかねさん(2010年卒業、岐阜県総合医療センター勤務)総合医療センター勤務

高橋あかねさん

「今後も知識や経験を積み、患者様に信頼していただける言語聴覚士をめざします。」

言語聴覚士をめざそうと思ったきっかけは、人の役に立ち仕事がしたいという思い、その中でも人との「コミュニケーション」に重点をおいたリハビリを支援する言語聴覚士の仕事に魅力を感じたからです。

大学の4年間では、同じ目標に向かう仲間と共に医学や心理学、言語学の幅広い領域を学びました。特に印象深く残っているのが、臨床実習です。多くの患者様と直に接して、心地よいと感じる人との距離感は患者様一人ひとり違うことに気づき、そうした個性を尊重しながら言語訓練をおこなうことが重要だと実感しました。そして、患者様が退院のとき、笑顔で「ありがとう」と言ってくださったことに感動し、言語聴覚士への志がさらに高まりました。

在学中、私にとって仲間の存在がとても大きな力となりました。同じ目標に向かって頑張っている仲間の姿に刺激を受け、ともに協力し支え合い、またくじけそうになった時に励ましてくれた仲間がいたからこそ諦めず最後まで国家試験対策や卒業論文制作をやり遂げることができました。何事にも最後まで諦めず、根気よく取り組めるようなり、精神面でも強くなったと思います。

言語聴覚士として働く現在、在学中の学びや経験を活かして患者様の思いを傾聴し、その心に寄り添って、言語訓練、構音訓練、高次脳機能訓練、摂食・嚥下訓練などをおこなっています。前向きにリハビリに取り組み、できることが日ごとに増え、笑顔も増えていく患者様の姿を見て、言語聴覚士の仕事のやりがいを感じています。今後も知識や経験を積み、最善のサポートができるよう向上し続けたいと思います。

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久野紀美子さん(2011年卒業、医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院勤務)総合病院勤務

久野紀美子さん

「人が生きていく上で大切な「話す」こと、「食べる」ことを支援していくのが、言語聴覚士の使命です。」

その仕事に誇りを感じ、摂食・嚥下障がいのある患者さまの誤嚥性肺炎の予防や言語障がいのある患者さまの言語訓練などをおこなっています。在学中の学外実習で患者さま一人ひとりと向き合うことの大切さを実感した経験を活かし、患者さまの心を第一に考えてあらゆる支援に努めています。

今後、学会や勉強会に積極的に参加し、新しい知識を吸収し続け、患者さまの笑顔をさらに増やしたいと思っています。

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山本理紗さん(2009年卒業、船橋市立リハビリテーション病院勤務)リハビリテーション病院勤務

山本理紗さん

「患者様ができることが増えていくと、まるで自分のことのように嬉しく、 それは何ものにもかえることができません。
言語聴覚士になって本当によかったと感じる瞬間です。」

私は高校生の時に言語聴覚士の存在を知り、日常生活をあらゆる面からサポートする言語聴覚士に魅力を感じ、設備が新しくカリキュラムの整っている愛知淑徳大学を選びました。

大学では、様々な分野に精通した先生方に教えをいただきました。4年生では、卒業論文を作成し、その内容を「高次脳機能障害学会」で発表しました。様々な臨床を経験した先生方の前で発表するというのは緊張しましたが、それと同時に大変貴重な経験になりました。そんな大学の集大成である卒業論文を作成できたのは、最後まで熱心に指導していただいた先生方と、励ましあった友人の存在があります。

また、国家試験の勉強では友人と図書館で勉強したり、教えあったりすることでお互いに刺激することで合格することができました。また勉強だけではなく、勉強の合間に卒業旅行の計画を立てたり、遊びに行ったりしました。楽しかったことや苦労を共に過ごした友人達は今でも何でも話すことのできる大切な存在です。

私は現在リハビリテーション病院にて、回復期に当たる患者様を中心に言語療法を行っています。仕事は連日大変ですが、それ以上に臨床では学ぶことが多く、実りのある日々を送っています。患者様ができることが増えていくと、まるで自分のことのように嬉しく、それは何ものにもかえることができません。言語聴覚士になって本当によかった、と感じる瞬間です。

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増田佳菜子さん(2010年卒業、社会福祉法人 日本心身障害児協会 島田療育センター勤務重症心身障害児施設勤務

増田佳菜子さん

「同学年の仲間はもちろん、先輩や後輩、そして先生や事務の方まで、在学中に出会ったすべての人との絆が私のパワーの 源です。」

 3年次の学外実習では初めて脳性麻痺のお子さんと出会い、興味を持ちました。その後先生方に支えていただいて、今 は脳性麻痺の方や発達障がいなどのお子さんの評価、指導に携わっています。

一人ひとりの小さな変化や成長を見逃さずに 発見できると、言語聴覚士としての幸せとやりがいを感じます。今後も子どもたちと共に自らも成長し続けたいと思います。

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北岡剛典さん(2011年卒業、愛知淑徳大学 大学院 医療福祉研究科在学)大学院進学

北岡剛典さん

「言語聴覚学専攻での4年間で印象深い学びは、学外実習です。」

ことばや聴こえに障がいのある子どもと接し、何気ない行動から心情を読み取ることの大切さを学びました。またリハビリセンターや病院などで実習し、一人ひとりが地域の中でいきいきと暮らすためには医療機関や福祉施設、学校などが連携した、総合的な支援が必要だと感じました。

この思いを社会で実現するために、大学院へ進学し、教育や福祉も学べる大学の教育環境を活用して、言語聴覚士としての知識の幅を広げています。

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