車内でのマナー

脚をそろえて座る……脚をだらしなく広げたり、組んで座ると、隣の人に不快感を与え、立っている人のじゃまにもなりますから、できるだけひざを閉じて座りましょう。

荷物は棚かひざの上に置く……目の前に何人もの乗客が立っているのに、平然と荷物を座席に置いている人がいます。立っている人からは、「席を空けてください」 とはなかなかいいにくいものです。ひとりでも多く座れるよう、荷物は棚にのせたり、ひざの上に置いたりして、席を詰めて座りましょう。

高齢者には席をゆずる……お年寄り、体の不自由な人、妊婦などには、優先席でなくてもすすんで席をゆずるべきです。〝寝たふり〟でごまかすより、さっと立ったほうが、自分もはるかに気持ちがよいはずです。

ぬれた傘の持ち方に注意……雨の日のぬれた傘は、ほかの人に雨の水がかかったりしないよう、きちんとたたんで、自分の側へ寄せて持つようにしましょう。ビニールの傘カバーに入れるのがベストです。

場所を考える……車内で化粧したり、床にしゃがみこんだりする人がよくいますが、どちらもルーズな印象を与えます。時間がない、疲れているなど、それぞれ理由があっても、自分の部屋ではないのでやめましょう。。

携帯電話を使うときのマナー

電車などに乗ると 「携帯電話の使用を控えてください」 という内容のアナウンスがあります。本人には便利でも、周囲にいる人間には携帯電話の呼び出し音や話し声はうるさいです。

電車やバス、映画館などのなかでは電源を切っておくのがエチケットです。

緊急の用事でどうしても必要という場合は、口元を手でおおい、小声でみじかく話しましょう。役所などの公共施設やホテルのロビー、レストランなどでも、外に出てかけるようにしましょう。

病院、飛行機の中やそのほか禁止されているところでは、必ずマナーを守るようにしましょう。