報告

2018年05月02日

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

2018年4月2日(月) 名古屋国際会議場(センチュリーホール)

約2500人の新入生がめざす未来に向かい、
新たな一歩を踏み出しました。 

 桜吹雪が美しく輝いた4月2日(月)、名古屋国際会議場 センチュリーホールにて愛知淑徳大学の入学式がおこなわれました。約2500人の新入生が晴れやかな笑顔で参列し、式典は厳粛に進行しました。
 式辞を述べた島田修三学長は、大学の理念「違いを共に生きる」に込められた願いを新入生に伝えました。「皆さんのまわりは"自分とは異なるもの"に満ちています。国籍、年齢、性別、障がいの有無など、多様な違いをフェアに認め合うための知識やコミュニケーション能力を身につけて、豊かな学生生活を送ってください」と島田学長は語りかけ、これからの4年間にわたる研鑚や成長に期待を寄せました。

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

 続いて、来賓の祝辞として小林素文理事長は「大学では、一人ひとりの意思が尊重されます。一歩を踏み出し、努力を積み重ねていくと、見える景色が変わっていくでしょう。大学歌のタイトルのように、皆さんは『青春無限』。自分自身の可能性を拓いてください」とやさしく激励しました。

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

 先生方の思いを受けとめて、新入生代表は「何事にも前向きに挑戦し、人との出会いの大切さを忘れず、『違いを共に生きる』の理念を胸に多くの人と共に成長します」と誓いの言葉を述べました。その力強い決意は、新入生それぞれが掲げる夢や目標と共鳴したことでしょう。めざす未来に続く輝かしい日々が、ここから始まります。

入学式とともに開催された行事

ガイダンス

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

 学生部長・中郷慶先生とコミュニティ・コラボレーションセンター長・大塚英揮先生が登壇し、学生生活とボランティア活動に関する注意点や支援体制などを説明しました。中郷先生は「学生生活で最も重要なことは『自分から求める姿勢』。なりたい自分を見据えて大学の多様な教育プログラムを活用し、成長につなげよう」、大塚先生は「学内外でのボランティア活動には『笑顔』と『達成感』がぎっしりと詰まっています。皆さんの好奇心と熱い思いを教職員や先輩がサポートします」とメッセージ。新入生のチャレンジ精神を刺激する、希望に満ちたガイダンスでした。

基幹科目「違いを共に生きる・ライフデザイン」導入授業

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

 全学部の新入生が受講する基幹科目「違いを共に生きる・ライフデザイン」の導入授業がおこなわれました。担当したのは、副学長・高橋啓介先生。愛知淑徳大学の歴史や理念「違いを共に生きる」について説明するとともに、本学で学ぶための心構えを語りました。「『大学で何をどのように学ぶか』ということは、自分の『人生の選択権』を自分自身で掴むことに直結します。自らが努力して身につけた知識や力は、誰にも奪われない自分だけのもの。大いに学ぶことが、豊かな学生生活、豊かな社会人生活につながります」と高橋先生。自分を磨く"自己肯定の連鎖"が自己実現の力になることを新入生に伝え、一人ひとりの向上心に火をつけていました。

新入生歓迎演奏・演技

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

 愛知淑徳大学では80団体をこえるクラブ・同好会が活動中。仲間と絆を強めてチャレンジする経験が、学生生活をさらに実りの多い時間にしています。今年度の入学式では、B&Bオーケストラ、よさこい探究会「鳴踊」、Junk Dance Square、チアリーディング部の4団体が代表として登場。新たな後輩を歓迎する気持ちが、演奏・演技に込められていました。

学生ボランティアによる「パソコンテイク」

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

平成30年度 愛知淑徳大学 入学式

 障がい学生支援活動団体「あすてく」の学生たちは、聴覚に障がいがある学生の学修支援や、車いすを使用する学生の移動補助などに取り組んでいます。その活動の一環として、入学式では「パソコンテイク」を実施。タイピングによって音声情報をリアルタイムで文字化し、スクリーンに映し出しました。「違いを共に生きる・ライフデザイン」導入授業の最後に「あすてく」の紹介があり、学生同士が互いに支え合い、高め合うことの大切さが伝えられました。