報告

2014年07月17日

平成27年度 入試説明会

平成27年度 入試説明会

高校生の皆さんが最良の道へと進めるよう、各校の先生方と情報や思いを共有しました。

 志望する大学や学部を決めることは、めざす未来へ近づくための大きな一歩となります。進路指導に心を傾ける高校の先生方の的確なアドバイスに役立つ情報をお伝えし、高校生の皆さんが最良の選択ができるよう後押しをしたい――この思いのもと、愛知淑徳大学では毎年「入試説明会」を開催しています。5月30日(金)は名古屋観光ホテルにて、大学概況や学部・学科(専攻)、平成27年度の入試概要などを説明しました。さらに6月6日(金)は星が丘キャンパスを会場に、在学生を交えた個別相談、施設見学などの新たなプログラムを加え、大々的に開催。大学の学びや入試に関する情報をより具体的に伝えました。両日あわせて約170名の先生方がご参加くださり、本学の教職員も、高校生の大学進学を応援する思いをいっそう熱くしました。

一人ひとりの可能性を無限に広げる、本学の教育を紹介。

 「新たな8学部体制のもとで研鑽を積んだ学生たちが、この春、それぞれの道へと羽ばたきました。そして来年、平成27年度には、学園創立110周年、大学開学40周年の節目を迎えます。学生一人ひとりが自分の資質に見合った職業を適切に見つけ、大学で修得した力を存分に発揮できるよう、理念『違いを共に生きる』を礎とした教育により力を注いでまいります」 開会の挨拶として、お集まりくださった先生方への謝辞や教育への信念を語った、島田修三学長。日本経済新聞社が調査した大学ランキングの結果を紹介しながら、本学が全国的にも高い評価をいただいたことをさらなる進化・発展の糧にし、チャレンジを重ねていきたいと力強く述べました。

 大学概況を説明した河辺泰宏副学長は、年間延べ約1万人もの学生が学内外でのボランティア活動に励んでいることに言及。「学生は、大学での学修や多様な活動を通して気づきを得るたびに、向上心、向学心を高め、主体的に行動を起こしています。いきいきと輝き、私たち教職員が目を見張るような成長を見せています」と、全学的に推進しているアクティブ・ラーニングなどを紹介しました。また、大学生活の円滑なスタートを支援する初年次教育をリレーマラソンに例え、「彼らのサポーターとなるバトンを高校の先生方から受け継ぎ、10年先、20年先を見据え、学生一人ひとりの自己実現を支えていきたい」とゆるぎない思いも語りました。
 続けて、スライドを用い、学部・学科(専攻)の特色、全学共通教育、学生の進路を説明。平成27年度の入試概要や各入試方式のポイントは、若松孝司学長補佐が解説しました。メモをとりながら聞き入る高校の先生方の熱意にお応えできるよう、教職員は言葉に力を込め、進路指導の参考になる情報を伝えました。

後輩たちの進路選択に役立ちたいと、学生もスタッフとして参加。

 6月6日(金)に星が丘キャンパスで開催した入試説明会では、講演会形式でおこなった前述の各種説明だけではなく、「対話形式」のプログラムを実施。会場となった交流ラウンジEASTでは、約50名の高校の先生方と、各学部の学部長、入試やキャリアサポートに携わる教職員、そして、高校の先生方にとって教え子である在学生がにこやかに対話しました。恩師との再会に、弾ける笑顔を見せた学生たち。いま打ち込んでいる学修や充実したキャンパスライフについて熱く語り、大学で学ぶことの魅力を伝えました。また、個別相談ブースを設け、教職員が授業内容や取得できる資格・免許状、卒業後の進路などについて説明しました。さらに、施設見学も実施し、コミュニティ・コラボレーションセンターや国際交流センター、情報教育センターなど、教育・研究、学生支援の拠点となる施設の数々をアドミッションセンターの職員が案内しました。
 教職員、学生が心をひとつにして本学の教育や入試などの情報をお伝えした、今年度の入試説明会。高校の先生方と共に、高校生の進路選択を支援したいという熱い思いを分かち合いました。本学は今後も、オープンキャンパスや入試対策講座、体験講義、各地での進学相談会などに力を注ぎ、高校生・受験生の皆さんが自分らしい一歩を踏み出せるよう応援していきます。