報告

2015年01月19日

防災訓練

防災訓練

平成26年12月12日(金) 長久手・星が丘両キャンパス

全学一斉・全員参加の防災訓練を実施。
"命を守る"ための方法を学びました。

 東海地震などの災害による被害を最小限に抑えるには、日頃から防災意識を高め、対策を打ち立てておくことが必要です。そこで本学も、大規模地震災害や火災への備えを全学的に強化するために、12月12日に「防災訓練」を実施しました。第2限を50分の短縮授業とし、学生や教職員はもちろん、実施時間に学内に滞在するすべての人の協力のもと、避難訓練、初期消火訓練、救護訓練などをおこないました。人と人が支え合い、尊い命を守るための方法を学び、防災意識を高めました。

長久手キャンパス

 6000人以上の学生が通う、長久手キャンパス。9学科4専攻の学生や教職員が避難場所であるグラウンドへと速やかに避難しました。河辺泰宏副学長は「日々の学修も、災害時の避難や救命活動も、"支え合い""助け合い"が大切です。人と共に生きる精神を、いかなるときも発揮してほしいと期待しています」とメッセージ。長久手市消防本部の方は「これだけの人数が短時間で避難できたのは、とても素晴らしいことです。災害時にも今日と同じように行動できるよう、日頃から防災意識を持つようにしましょう」と語りかけました。

星が丘キャンパス

 交流文化学部とビジネス学部の拠点である星が丘キャンパスの学生や教職員も、迅速に避難。中高テニスコートに整列した後、各種訓練に取り組みました。千種消防署の方は「災害時は、一人ひとりが"生きる努力"をすることが大事です。一歩を踏み出す勇気を持ち、命を救う行動をしましょう」と語りかけました。訓練を終えた学生は「万が一のとき、自分自身の命はもちろん家族や地域の人々の大切な命も守れるよう、今回の防災訓練で学んだことを実践します」と力強く語りました。

防災訓練の内容

安全の確保

訓練用の緊急地震速報がサイレンとともに鳴り響いた瞬間、学生たちは一斉に机の下へ。ドアを開け押さえながら身を守り、避難路の確保も忘れずにおこないました。

退避行動

避難指示放送が流れると、参加者全員が落ち着いて退避行動をとり、長久手キャンパスはグラウンド、星が丘キャンパスは中高テニスコートへと避難しました。

救護訓練(担架・車椅子)

キャンパス内の階段を利用し、担架や車椅子に人を乗せて4人一組で搬送。負傷者を安全な場所へ運ぶ方法を学びました。

救護訓練(AED・応急処置)

心肺蘇生やAEDを使った救命処置などを体験。参加者は一つひとつの動作を確実におこない、命を救う方法を真剣に学びました。

消火訓練

消防署の方から的確な指導を受け、火元に見立てた的に向かって水消火器を噴射。初期消火の大切さを実感しました。