5月25日以降の面接(対面)授業開始科目について

愛知淑徳大学 学長
島田修三

本学では、愛知県に発出されていた「改正新型インフルエンザ特別措置法」に基づく緊急事態宣言が解除され、愛知県の大学に対する「新型コロナウイルス感染症 愛知県緊急事態措置」が緩和されたことを受けて、5月11日の前期授業開始から面接授業を停止していた科目、および面接授業ができなかったために遠隔授業で実施していた科目につきまして、実験、実習など多くのアクティヴ・ラーニングによる教育を実施している本学の高等教育における社会的責務を果たすために、5月25日から順次面接授業を開始します。それぞれの科目の面接授業実施の有無および開始スケジュールについては、下記のリンクをご覧下さい。遠隔授業一覧に掲載されている科目については、これまで通り遠隔授業を継続します。

また、面接授業開始によって、リアルタイム双方向授業と面接授業を連続して受講する場合には、リアルタイム授業用に専用教室を用意します。専用教室では学生持参のPCあるいはスマートフォンを用いて授業を受講していただきますが、機器の用意ができない場合にはPCおよびルーターを貸与します。

なお、面接授業の順次再開に際して、2020年5月15日に修正発出された「新型コロナウイルス感染症 愛知県緊急事態措置」に示された大学が講じるべき感染防止対策に基づき、学生の皆さんの学修環境について以下のとおり、大学が講じるべき感染防止対策(面接授業の手指消毒、マスク着用、ソーシャル・ディスタンスの確保等)を講じ、学生の安全に最大限に配慮しつつ、万全を期して授業を実施します。

  1. 教室定員を約半数に減らし、十分なソーシャル・ディスタンスを確保しています。
  2. 各教室の換気を徹底し、学内の要所に手指消毒用アルコールを設置します。
  3. キャンパス内では、学生の皆さんも教職員も原則としてマスクの着用を義務づけます。
  4. 万が一、マスクの入手が困難な学生については、保健管理室においてマスクの提供を行ないます(1人2枚まで)。
  5. 引き続きオンライン授業も継続することによって、キャンパス内の密集度を低減し、感染リスクの低減を図ります。
  6. 図書館、情報教育施設、体育施設などの大学施設の利用については、換気、手指消毒の徹底、同時利用者数・利用時間の制限などを実施し、感染予防措置を徹底しながら利用可能とします。
  7. 学生食堂については、席数を減らし、十分なソーシャル・ディスタンスを確保し、且つ、防御シールドを設置します。また、テイク・アウェイのサービスを充実させ、学生食堂の密集化を回避する措置を取ります。
  8. 5月中の面接授業については、県境を越えて通学しなければならない学生については、出席上の配慮をします。
  9. 5月中は本郷および藤が丘から、通常運行のほかに市営バス各5台ずつを本学専用にチャーターし、また乗車整理指導員も配置して、クラスターを未然に防ぎます。帰りのバスについてもクラスターを防ぐべく専用バスを増発いたします。

学生に対しても、毎朝の体温チェックと記録の習慣化、マスクの着用や咳エチケット、手洗いの励行など感染防止に有用とされている行動をとり、密閉・密集・密接の「3つの密」を避けるように、すべての授業において引き続き注意喚起を行ないます。

以上