大学理念

違いを共に生きる

 「違いを共に生きる」とは、国籍、言葉、文化、性別、年齢、障がいの有無などのお互いの違いを認め、すべての命とともに生きる道を探求し続けること。
 この理念には「異なる価値観を交換し合うことによって新しい価値観を生み出す場」としての大学像と、そこで学生が相互に共存し啓発理解し合いつつ、学び合うことへの期待が込められています。

理念を実現するための3つのテーマ

地域に根ざし、世界に開く

 愛知淑徳大学は、地域社会の人たちと学び、地域と連携するために、ボランティアやインターンシップなどの多彩な活動を展開しています。また、世界に開かれた大学となるために、海外の多くの大学と交流協定を結び、留学生の受け入れも積極的におこなうなど、国際交流にも意欲的に取り組んでいます。このような恵まれた環境を活かし、地域や世界の人々と共に学び合いながら、自分らしく生きる力を磨きます。

たくましさとやさしさを

 愛知淑徳大学は、ひとりの人間として社会で自立する礎となる「たくましさ」と「やさしさ」を育む、人が共に生きるための教育を重視しています。学生は日々の学びやさまざまな経験を通し、人生を主体的に切り拓く力を養うと共に、人を尊重し、自分にも誇りを持って生きる意識を高めています。全学必修科目である基幹科目にもこの教育理念が受け継がれ、学生一人ひとりが人や社会、自分のあるべき姿を見つめる契機となっています。

役立つものと変わらないものと

 愛知淑徳大学のカリキュラムは、2つの柱で編成され、実社会のさまざまな分野で役立つ実践的な力と、どんな時代にも変わることなく必要とされる普遍的な力の育成をめざしています。専門教育と全学共通教育の2つの学びを有機的に組み合わせることにより、すべての学生が、課題発見能力や問題解決能力、コミュニケーション能力などを養いながら、それぞれの目標や進路に即した資格、スキル、語学力などを同時に身につけることができます。