ご入学おめでとうございます。
このたび晴れて愛知淑徳大学にご入学され、新たな歩みを始められる皆さんに、心よりのお祝いを申し上げます。
また、ご家族の皆さまにおかれましても、この佳き日を迎えられましたことを、心よりお慶び申し上げます。
本学の母体である愛知淑徳学園は、1905年に創立されました。私立の高等女学校として愛知県で最も長い歴史を有しております。創立者である小林清作先生は「10年先、20年先に役立つ人づくり」をめざし、女子教育は家事と裁縫だけでよいとされていた明治時代に、英語や理科を必須科目とし、体育も奨励、さらに、愛知県の学校では初めて修学旅行や制服の洋装化などをおこないました。こうした進取の姿勢は今も本学の「伝統は、たちどまらない。」という精神として受け継がれています。
愛知淑徳大学は、学園創立70周年の1975年に開学し、1995年に男女共学体制へ移行しました。そのときに掲げたのが、「違いを共に生きる」という理念です。
人はそれぞれにかけがえのない「違い」を持っています。現代社会において、国内外の場所を問わず、多様な背景や価値観をもつ人々が共に働き、共に生活することが当たり前になっています。
皆さんも、それぞれが異なる興味や志、能力、個性を持っていることでしょう。本学はその尊い「違い」を持つ一人ひとりの意欲を育み、その意欲に応える教育環境を整えております。どうか本学での学びを通じて、多様な「違い」と向き合い、それを理解し、尊重し合う経験を重ねてください。
夢や目標を掲げ、多くのことに挑戦し、様々な経験を重ね、自分らしく輝かしい未来を切り拓いていかれることを心よりお祈り申し上げます。
本日はまことにおめでとうございます。
令和8年4月2日
愛知淑徳学園 理事長 小林三太郎