報告

2024年12月03日

第49回淑楓祭

2024年10月26日(土)、10月27日(日) 長久手・星が丘両キャンパス

笑顔があふれ、活気に満ちた淑楓祭。
学生たちの熱い想いが受け継がれていきます。

 10月26日(土)、27日(日)、長久手・星が丘両キャンパスにて第49回淑楓祭がおこなわれました。今回のテーマは「燎(かがりび)」。ずっと燃え続ける火のことを意味します。オンライン開催や縮小開催など試行錯誤を重ねてコロナ禍を乗り越え、48回まで続けてきた淑楓祭を、これまで以上に来場者の皆さんに喜んでいただける最高のものにしたい。来年度におこなわれる第50回へしっかりと受け継ぎたい。そうしたゆるぎない想いを込めて、学生たちは「燎」という言葉を選びました。
 大学祭実行委員会をはじめ、クラブ・同好会、学生団体、ゼミなどの各団体が準備や練習に力を注ぎ、迎えた当日。淑楓祭は地域に開かれた大学祭ということもあり、学生だけではなく、小さなお子様連れのファミリーから小学生や中高生のグループ、ご高齢の方まで大勢の方々が来場し、両キャンパスともに大盛況でした。

 今年、3年に及ぶ整備工事が完了した長久手キャンパスでは、メインステージの場所が1号棟前のセンタースクエアへと移され、来場者の皆さんがより集まりやすい空間へとパワーアップ。オープニングではバルーンリリースも実施されて、淑楓祭が華やかにスタートしました。

 両キャンパスともに、ステージではクラブ・同好会が音楽やダンスなどのパフォーマンスを披露し、来場者の皆さんを魅了しました。教室企画では、ワークショップやゲームなどの参加型・体験型イベント、演奏会、作品展示、自主制作映画の上映などを実施。屋外では焼きそばやたません、クレープなどの多彩な模擬店が並び、美味しそうな香りが漂うなか、それぞれが賑わっていました。また、長久手キャンパスでは、本学教員による講演会を開催。心理学や映画に関する内容に、訪れた方々は興味深そうに聞き入っていました。

 さらに、26日(土)には、本学卒業生である室田伊緒女流棋士三段を午前・午後の時間差で両キャンパスにお迎えし、地域の小学生を対象とした将棋企画を初開催。多面指しの指導対局を通して、将棋のおもしろさや奥深さを子どもたちに直接お伝えいただく、貴重な機会となりました。

 学生たちが力を発揮し合い、後夜祭のフィナーレまでたくさんの笑顔が輝いた淑楓祭。伝統を受け継ぎながら、新たなチャレンジを重ねて来場者の皆さんが楽しめる時間をつくり上げ、来年度以降も大きな花を咲かせ続けるでしょう。

■長久手キャンパス風景

■星が丘キャンパス風景