交流

2017年03月03日

教志会 合格体験発表会

教志会 合格体験発表会

平成28年12月16日(金) 長久手キャンパス814、815教室

先輩から後輩へ。教職への情熱を伝え、
合格へのヒントを授けるイベントが開催されました。

 教育に携わる卒業生と教職をめざす学生たちをつなぐ教志会。2015年に正式発足した愛知淑徳大学独自の団体で、より良い教育を実現するためにいままでさまざまなイベントを開催してきました。12月16日(金)には、長久手キャンパスで教員採用試験に合格した卒業生や在校生をお招きし、自身の経験談を後輩たちに伝える交流会を実施。15名の合格者が登壇し、教員になる夢をかなえるためのヒントをさずけました。

教志会 合格体験発表会

教志会 合格体験発表会

 前半は全体会を行い、進行役を務めた教志会学生部のメンバーが、先輩方に次々と質問し、アドバイスを引き出しました。たとえば「おすすめの勉強法」に関する質問に対して、愛知県の特別支援学校に合格した国文学科の飯尾和代さんは「毎日通学時間を活用して勉強しました。また国文学科の仲間とチームを組んで、一緒に対策。問題を作ってメンバーに出題したり、教育史や教育者の名前は替え歌にしてみんなで覚えました。何事も楽しんでおこなうことで、前向きに勉強に取り組むことができるのでおすすめです」と回答。さらに、「面接試験の対策法」に関する質問では、神奈川県の高校(英語)に合格した英文学科の長谷川俊太郎さんが「オリジナルの想定問答集をつくり対策しました。また、日頃からニュースを見たり、新聞を読んだり、その中で教育に関する話題が出てきた時は自分の意見を考えるようにしていました。面接で自分の考えを問われることがあるので"自分の意見を持つ訓練"として取り組んでみてはいかがでしょう」とアドバイス。後輩たちに実体験に基づくリアルな声を届けました。

教志会 合格体験発表会

教志会 合格体験発表会

 後半は分科会を開催。自治体ごと、また、小学校・中学校・高等学校ごとに分かれ、それぞれ1人の先輩に3~8人の在学生が集まり、意見交換。「面接ではどんなことを聞かれましたか」「別の進路も考えましたか」と、先輩後輩の関係を存分に活かし、気兼ねなく次々と質問をしていく在学生。その熱意に応えようと先輩たちは実際に使用した問題集や面接の対策ノートを手に話を進めていきました。
 教員になるという同じ志を持った仲間が集まり、先輩から後輩へと教職への情熱を伝える場となった「合格体験発表会」。後輩たちは先輩の背中を追いかけ、自らの夢にしっかりと向き合っていくことでしょう。