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地域・社会連携

「ESDあいち・なごや子ども会議」グループ討議

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「ESDあいち・なごや子ども会議」グループ討議
「ESDあいち・なごや子ども会議」グループ討議

平成26年10月25日(土)  名古屋国際会議場

「持続可能な社会」に向け、子どもたちが議論。
そのサポーターとして学生たちが活躍しました。

 環境、エネルギー、防災、人権、世界遺産、国際理解......。多様な課題を抱える世界で、すべての人が幸せに暮らせる社会、すべての命が共に生きる豊かな自然を未来へと手渡していくには、一人ひとりのチカラが必要です。そこで今年11月10日(月)、11日(火)、12日(水)に、「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」が、名古屋国際会議場で開催されました。ESD(Education for Sustainable Development)とは、持続可能な社会づくりをめざして"今、何をすべきか"をすべての人が共に考え、行動や変化を起こすための学習・活動のこと。会議ではユネスコ加盟国代表が一堂に会して、2005年からの10年間に実施したESDに関する取り組みを振り返り、新たな方策について意見を交わしました。
 この世界会議の開催に合わせ、夏から秋にかけて実施されたのが、「ESDあいち・なごや子ども会議」。愛知県内の小学生、中学生の子どもたち121人が、「気候変動・エネルギー」「生物多様性[海、下流域]」「生物多様性[山、上・中流域]」「防災」「文化」の5分野から持続可能な社会づくりについて話し合いました。県内各所でESD事例を学習するエクスカーション(現地学習)や、エクスカーションで学んだことをきっかけに仲間と議論するグループ討議を重ね、その成果を取りまとめる全体会議を実施。それぞれの活動で子どもたちが主体的に考え、仲間と協力して自分たちなりの答えを導きだせるように支えていたのが、サポーターの大学生たち。本学からも6人の学生が参加し、子どもたちと共に持続可能な社会づくりに対する考えを深めました。

 10月25日(土)のグループ討議では、学び、話し合った内容を10枚のスライドにまとめ、10分間で発表するための最終準備に全10グループが取り組みました。
 持続可能な社会とはどんな社会? 持続可能な社会の実現を難しくしているモノは何だろう? 持続可能な社会のために、自分たちにできることは何だろう? 今と未来に目を向けて、子どもたちはこれまでの気づきや考えを書き出し、仲間と意見を交わして「皆に伝えたい!」と思うメッセージをまとめていきました。サポーターの学生たちは、子どもたち一人ひとりに積極的に声をかけながら、一つひとつのアイデアを掘り下げ、具体化していくよう導きました。
 「節電、節水を心がけ、環境に関する知識をもっと身につけたい」「世界や日本の現状を知り、皆にも伝えたい」「地域の皆が交流を深めて環境について話し合い、資源を大切にしたい」「災害時でも、皆が安心して行動できるように、地域に貢献できる人になりたい」。さまざまな意見を出し、子どもたちが次に考えたのは、たくさんの人にどう伝えるか。現状の課題や具体策をわかりやすく伝える、オリジナルキャラクターをつくって呼びかけるなど、グループごとに個性豊かなスライドを完成させました。
 サポーターを務めた学生たちにとっても、「ESDあいち・なごや子ども会議」は学びの多い機会となりました。たくさんの人と一緒に考え、行動を起こすことが未来を動かすー。人が持つチカラの大きさ、尊さを実感した学生たちは、今、自分が取り組む学修・研究、活動にいっそう励み、持続可能な社会に向けて貢献する志を熱くしました。

サポーターを務めた学生たちの声

 最初はこちらから聞かないと発言できなかった子どもたちが、今では自分の考えを堂々と伝えられるようになりました。その成長を目の当たりにし、一人ひとりの可能性は無限なのだということをあらためて実感しています。子どもの福祉に関する仕事に就きたいと考える私にとって、将来に活かせる貴重な経験ができました。

 国際関係について専門的に学んでいるため、世界会議に関するイベントにぜひ参加したいと思い、「ESDあいち・なごや子ども会議」のサポーターに挑戦しました。約3か月間、元気な子どもたちと一緒に持続可能な社会づくりを考えたことは、次代を担う若者の一人としても、とても有意義な学びになったと感謝しています。