2017年10月16日（月） 長久手511教室

めまぐるしく変わるソーシャルメディアの
今とこれからを考察する講演会が開催されました。

　2017年10月16日（月）、創造表現・メディアプロデュース学会主催の講演会「ソーシャルメディア・ビジネスの今」を開催しました。お招きしたのはGlossom株式会社でソーシャルメディアを活用した広告事業に携わる原田聖子氏。グリー株式会社で広報、ゲーム事業でクリエイティブのディレクターも経験してきた原田氏がモバイルソーシャルゲームの変遷や、昨今、メディアとして大きな影響力を持つようになったSNSの発展について、さまざまな事例を挙げながら解説していきました。

　たとえば、現在注目を集めているインフルエンサーを取り上げ、ソーシャルメディア においてインフルエンサーを活用した広告がどれほどの影響力を持ち、企業がどのように注目しているのかを紹介し、企業プロモーションにおけるUGC（User Generated Contents = ユーザー生成コンテンツ）を活用した新たなビジネスの可能性を伝えました。

　原田氏の講演終了後には、学生からリアルタイムで質問を募り、クラウド上で共有しながら、原田氏と本学創造表現学部の松井広志先生、富樫佳織先生が回答。パネルディスカッションを通じて、マスメディアとソーシャルメディアの影響力の比較、スマホ時代に消費者がメディアとコンテンツに求める価値への理解を深めました。このパネルディスカッションでは「SNSは衰退するのか否か」「ソーシャルメディア・ビジネスにおける口コミの重要性」「フォロワーを増やすにはテクニックがあるのか」など、さまざまな質問が飛び交い、原田氏と学生の双方で活発な意見交換がなされました。
　今後もプロフェッショナルから直接学ぶ機会を多く提供し、学生たちにリアルな実務の現場や最先端の事業動向を伝えていきます。