2020年12月21日（月） 桶狭間古戦場公園など

コンテンツの企画立案から、シナリオ制作、撮影、動画編集まで。
すべての工程に関わりながら、「桶狭間PR動画」を作成しました。

　創造表現学部 メディアプロデュース専攻は、さまざまなメディアとそのメディアで求められる表現方法を学び、メディア社会で必要な企画力や構成力、プレゼンテーション力を磨く専攻です。その中のゼミの一つが、石丸ゼミ。地域デザインとメディア表現が専門のゼミで、メディア表現を活用し、地域の問題解決や活性化などに取り組んでいます。担当教員である石丸みどり先生は、2019年度から名古屋市緑区を拠点とする桶狭間古戦場保存会と協働し、映像作品を用いた地域活性化プロジェクトに参加してきました。そのご縁がつながり、2020年度は石丸ゼミの3年生が、動画投稿サイトに投稿する「桶狭間PR動画」を制作することに。4月頃からプロジェクトがスタートし、まずは学生たち一人ひとりが、どのようなコンテンツを作るか、企画を立案。桶狭間古戦場保存会のみなさまに、オンラインでプレゼンテーションをしてご意見を伺ったあと、ブラッシュアップして4本の企画にまとめました。動画投稿サイトに投稿するチャンネルの名前は「教えて！おけわんこ先生」。桶狭間の魅力発信を担う公式キャラクターのおけわんこが主人公になって、桶狭間の戦いについての紹介や、桶狭間の戦いがあった時代に食べられていた保存食の紹介など、さまざまな角度から桶狭間についての情報を伝えていく動画です。

　12月21日（月）には、「教えて！おけわんこ先生」の撮影と石丸先生が制作している「桶狭間のPR動画」の撮影を同時に実施。名古屋のPR大使を務める「名古屋おもてなし武将隊」の織田信長と徳川家康が出演するスペシャルな動画の撮影ができました。学生たちは、カメラを操作したり、マイクを掲げて織田信長と徳川家康のセリフを録音したり、石丸先生と共に撮影シーンについて確認したり。撮影クルーの一員として、円滑な撮影の進行に努めました。このプロジェクトに参加した学生たちは「撮影がどのように行われているのかも、桶狭間の歴史を守るためにたくさんの方が力を注いでいることも初めて知りました。だからこそ、今度は自分たちが知ったり感じたりしたことを、たくさんの人に伝えていきたいです」と語り、プロジェクトを通じて多くのことを学んでいるようでした。

　今回撮影した映像は、石丸先生の指導のもと学生たちも編集に関わり、一本の動画として完成させました。ぜひご覧ください。

■「教えて！おけわんこ先生」名古屋おもてなし武将隊特別編　はこちら＞

■第1回「教えて！おけわんこ先生」〜桶狭間の戦いを教えてもらおう！〜　はこちら＞

■桶狭間の戦いPRムービー（※昨年度制作）　はこちら＞