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学び・研究

チャレンジファンド2018 最終報告会

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チャレンジファンド2018 最終報告会
チャレンジファンド2018 最終報告会

2019年3月18日(月) 星が丘キャンパス アクティブ・ラーニングスタジオ

チャレンジファンドを活用した12の団体が、
1年間の活動の成果を発表。
活動を通じて得た学びや課題を共有しました。

 本学は学生たちの地域貢献活動を支援するコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)を有し、地域の皆さまと協働する機会を提供することで、学生たちの自主性や計画性、協調性など、社会で活躍する際に必要な力を育んでいます。主な支援は「開設科目の実施」と「活動サポート」から成り、団体運営に必要な企画立案の手法を学ぶ授業の開講や地域でのボランティア活動の紹介などをおこなっています。このCCCが実施している制度のひとつが「チャレンジファンド」です。学生たちの地域貢献活動を1年間にわたり総合的に支援する制度で、チャレンジファンド初挑戦の団体を対象とした「スタートアップ部門」と活動継続中の団体を対象とした「一般部門」の2つの部門があり、定期的な面談をはじめ、資金助成もおこないます。2018年度はコンペティションを経て12の団体が採択されました。そして1年間の集大成として、最終報告会を実施。12の団体が1年間の実績や成果を報告し、活動を振り返りました。ここでは団体ごとに、最終報告の様子をレポートしていきます。

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

スタートアップ部門

ユニこまPlus+「僕らの気持ち~みんなと同じ服が着たいんだもん!!~」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 「障がいを持つ人でも、健常者の人と同じようにおしゃれがしたい!」。そんな思いを叶えようと活動をスタートさせた「ユニこまPlus+」。大手衣料品販売メーカーの星が丘テラス店様にご協力いただき、2018年の7月からリメイク品製作の打ち合わせを開始。9月には障がいを持つAさんとともに店内でリメイクする商品を購入し、「おしゃれをしようと思ったことがないので、買い物自体あまりしない。とてもうれしい!」という声もいただきました。最終的に、Aさんと団体代表者の唐田さん用のジーンズ、合計3本を製作。今後はレディースの服のリメイクにも挑戦したいと語りました。

いちゑ「津島愛を取り戻すために~若者だからできること~」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 結成したばかりの「いちゑ」は、1年間、津島市の新たな魅力づくりに奔走しました。おこなった主な活動は3つ。5月の藤まつりでの「フォトフレームづくりのワークショップ」、10月の本学学園祭での「甘酒&甘酒わらび餅販売」、津島北高等学校の教員と連携して実施した「お土産ぶくろ製作」です。それぞれのプロジェクトで、行政の職員や地元の和菓子屋さん、高等学校の教員など、さまざまな目上の人と関わり、協働できたことが大きな成果だと語ったいちゑのメンバー。一方で、先を見越して計画することの難しさも実感し、その気づきが自らの成長のきっかけになったと発表しました。

Step In 佐久島「サクのいもの可能性を求めて」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 行政や有志市民からなる「西尾南部ベイエリア協議会」のサポート団体という立ち位置で活動を続けてきた「Step In 佐久島」。6月のチャレンジファンドのコンペティションでは、美しい島を守るためのゴミ箱設置を掲げましたが、月に1回、定期的に島を訪れる中で、「目に見えない佐久島の魅力=人のあたたかさ」を伝えるお土産づくりをしたいと、方向転換。西尾南部ベイエリア協議会とともに観光客が島の魅力に触れられる「8つの体験プログラム」を創造しました。最終報告会では「漁船体験」と「洋風鬼まんじゅうづくり」の2つのプログラムを紹介し、1年間の成果をプレゼンテーションしました。

魅農里(みのり)「AGRI START」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 活動目標は「農業体験を通して、自分たちが食べている食べ物や食への考え方を見つめよう」。「魅農里」が活動を通じて農家と学生の架け橋となることで、農家が抱える「後継者不足や高齢化」などの問題と、学生が抱える「実体験不足」などの問題の両者にアプローチできるのではないかと考え、活動してきました。主な活動は、農業体験の機会創造。ビニールハウスの設置や草取りなど、農業の根幹に触れる大学生向けの農業体験を実施するほか、「なごや環境大学」が開講する授業の1コマを担当し、子ども連れのご家族15人に収穫体験を実施。活動報告にくわえ、来年度以降の団体継続も宣言しました。

長久手ストーリー伝承プロジェクト「歴史を通してつなげる」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 「郷土の歴史」をキーワードに子どもたちの地元愛を育もうと活動する「長久手ストーリー伝承プロジェクト」。週に1回、無料で長久手市の史跡巡りをおこなっている長久手市郷土史研究会の皆さまのご協力を受け、子ども向けの「長久手なぞとき撮影隊」というイベントを開催しました。イベントの成功はもちろん、長久手市郷土史研究会皆さまに対して、初めて子どもたちと関わる機会を創出できたことが大きな成果だと語りました。この最終報告会を通じて、会場に集まった聴講者が「学生が地域で活動することで生まれる付加価値」にあらためて気づくことができました。

一般部門

共同料理なごやか「食を通した多世代交流」

チャレンジファンド2018 最終報告会

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 高齢者の孤食問題を解消しようと、食を通じた多世代交流の機会を提供している「共同料理なごやか」。高齢者とともに食事を調理し、出来上がった料理を一緒に食べるイベントを企画・運営しています。今年度は長年の経験を活かして、イベントのグレードアップを目標に掲げました。たとえば、他団体とのコラボレーション。福祉施設で演奏活動をおこなっている「Fsus4」に依頼し、試食後に演奏会を催すなど、ひと工夫加えたイベントを実施しました。さらにアンケート調査を重点的におこない、参加者のニーズを吸い上げるための仕組みづくりにも注力。来年度以降、積極的に改善していきたいと語りました。

Fsus4「音楽というコミュニケーションで1つになろう」

チャレンジファンド2018 最終報告会

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 長年活動を続けている「Fsus4」は、活動をより良くするために毎年模索している様子を伝えました。月に1度ほど、演奏活動をおこなっている福祉施設の利用者さまとより身近に接することが、今年の目標。演奏を聴いてもらうだけではなく、タンバリンなど手軽に演奏できる楽器を配って、思い思いに音楽を楽しんでもらうなどの工夫を取り入れました。また、SNSをスタートさせ、外部への情報発信にも注力。少しずつ改善を重ねていることを紹介しました。また来年度以降も活動を継続させていくために、メンバー同士の役割分担の見直しなど、より活動しやすい環境を整えていきたいと、課題もあわせて伝えました。

Teamみその「みその映え!土曜日も活性化」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 名古屋市伏見にある御園通商店街の活性化を目的に活動を続けているのが、「Teamみその」です。5年前から毎月11日にイベントを実施していますが、イベント日以外の集客もめざそうと「土曜日」に定期イベントを実施することを今年の目標としました。発表ではともに活動を続けている御園通商店街の皆さんの声を動画で紹介し、自分たちの活動の魅力を発信。「若い力を借りてイベントを考えていくと、こういうことをしたい!という希望が湧いてきます」「街にゆかりはないはずの学生さんたちが誰よりも楽しそうにイベントの準備をする姿を見て、触発されました」といううれしい声を紹介しました。

コミュカフェ「世代を超えたつながりを深めようプロジェクト」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 「コミュカフェ」は、カフェと名づけた交流会を実施しており、交流会の対象者は地域の方々や高齢者の方々です。今年度の目標は、リピーターを増やすこと。アンケート調査をして、参加者の動向を客観的に検証することからスタートしました。その結果、チラシを配ったことで宣伝効果があり参加者が増えたこと、広報活動を続ける中で過去最高の参加者に集まっていただけたことなどを報告しました。また、今年度からは自主開催のイベント実施の他に、施設が開催するイベントへの参加もスタート。来年度も多くのチャレンジを続け、現在参加が少ない子どもに参加いただけるイベントも実施したいと宣言しました。

アミーゴ「こども応援団」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 愛知県には多くの外国籍の子どもたちが暮らしており、彼らに対する日本語教育の普及が急務となっています。この課題に挑み、外国籍の子どもたちへの学習支援をおこなっているのが、「アミーゴ」です。最終報告会では、1年間の活動内容を報告。日本語の本を読んで感想を書き、その感想を発表する「多読活動」、本学での「大学見学&交流会」、小学校入学前の親子を対象とした「就学前指導」など、さまざまな角度から支援をおこなっていることを報告しました。今後は日本人の子どもと外国籍の子どもが交流できるイベントを実施したいと、活動の展望も披露。困難な課題に真摯に向き合っていきたいと語りました。

ウィンドオーケストラ「吹奏楽で伝える東北の今」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 長久手キャンパスを拠点に活動している「ウィンドオーケストラ」は、年間約30の事業を展開しているクラブです。その事業の一つが、東日本での演奏会。東日本大震災の復興支援の一環として、震災後8年間、慰霊訪問を続けてきました。昨年からチャレンジファンドを利用し、より活動の活発化をめざしています。今年度は訪問先の小学校の数を増やし、それぞれの違いを知ることで、震災の実態を知ろうと工夫しました。また現地の子どもたちとの共同演奏会では、2年連続、同じ小学校の子どもたちと実施。多くの場面で子どもたちの成長を感じたと発表し、支援において継続していくことの大切さも訴えました。

チームわんわん「ワン for all all for ワン~みんなで学ぼう介助犬~」

チャレンジファンド2018 最終報告会

チャレンジファンド2018 最終報告会

 介助犬の啓蒙活動を続けているのが「チームわんわん」です。例年、長久手東小学校の小学校1年生を対象とした「出張授業」や大学祭でのデモストレーションなど、介助犬の存在を知ってもらおうと、さまざまな活動を続けてきました。今年度は学校からの声を受け、高学年向けの授業を実施しようとプログラム作成に奔走。「こんなとき介助犬を見かけたらどうしますか?」と呼びかけ、子どもたちに考えてもらうワークショップを考えました。しかし、今年度は実施先との調整がうまくいかず、実施にはいたらなかったと報告。来年度に向けて、現在、近隣の小学校と調整中と報告し、新たな挑戦が進みつつあることを伝えました。