追究
2026年05月19日
キャリアセンター 海外インターンシップ実施報告

(2026年3月1日~3月15日 セブ島)
英語の壁を越え、国境なき友情へ。
フィリピン・セブ島で海外インターンシップを実施しました。
キャリアセンターでは、毎年夏・春の長期休暇を利用して「海外インターンシップ・就業実践(2単位)」を開講しています。2025年度は2か国で実施。2025年度夏季は3名が台湾へ。そして2025年度春季は、心理学部 現3年生3名(澤本依弦さん、鳥本晴さん、平野敦士さん)が参加。2026年3月1日から15日までの日程で、フィリピン・セブ島にて充実した研修を行いました。
■ フィリピン政府機関での実務に挑戦
今回の研修先の一つは、フィリピン政府観光省(DOT:Department of Tourism Central Visayas Office)です。学生は、日本の学校や企業とのメール対応、日本人インターン向けの資料翻訳など、責任ある業務に従事。さらに、世界200社が集結するセブ島最大級の観光イベント「International Travel Festival 2026」の運営をサポートしました。音楽や踊り、郷土料理のブースが並ぶ華やかな熱気の中、国際的なイベントの舞台裏を肌で感じる貴重な一日となりました。

(セブ島最大級の観光イベントInternational Travel Festival2026会場にて)
■ 子どもたちとの全力の交流、そして「笑顔」の奥にある現実
もう一つの研修先は、世界規模で支援を展開する「SOSチルドレンズ・ビレッジ・セブ」です。午前中は併設の幼稚園で子どもたちの学習をサポートし、午後は学校から帰ってきた子どもたちと全力でスポーツに励む日々。25度を超える暑さの中でバレーボールやバスケットボールでの交流もあり、体力に自信があるスポーツ経験者の学生も毎日毎日汗だくになってTシャツが絞れるほど、子どもたちのエネルギーに圧倒されました。
言葉の壁や文化の違いに直面し、慣れない環境の中で現地スタッフと必死に意思疎通を図った日々。そうした挑戦の連続だからこそ、これから自身が果たすべき役割や、自分ならではの強みを再発見する素晴らしい機会になったことでしょう。

(孤児院に併設された幼稚園児に囲まれて、笑顔)
一方で、現地の厳しい社会情勢にも向き合いました。一歩足を踏み入れれば、ゴミ山や海上スラム、墓地で生活を営む家族もいます。賑やかなショッピングモールの近くでは多数の野犬が徘徊し、赤ちゃんを抱いた女性が高架下で暮らしていました。物乞いの子どもたちから声をかけられることも日常です。日本では想像しがたい環境にありながら、それでも絶やさない彼らのキラキラとした笑顔。その眼差しに触れ、学生たちは「今ある穏やかな日々が当たり前ではないこと」「自分たちにできることは何か」を深く自問自答していました。

(訪問したゴミ山。ここで生活を営む家族がいます)
■ 15日間がもたらした「自信」と「再会の約束」
休日はアイランドホッピングや観光、ショッピングでリフレッシュしつつ、セブの暮らしに溶け込んでいった3名。当初は「言葉の壁」に戸惑い、不安そうな表情を見せることもありましたが、帰国直前には国籍を超えた深い友情が芽生えていました。最終日、職員や子どもたちから贈られた心温まるメッセージやプレゼントを手に、スタッフとの再会を誓って涙をこらえる姿が印象的でした。

(アイランドホッピングでは他大学の学生も含めて船上カラオケ大会も)
2週間の研修を経て、一回り大きく、強く成長した学生たち。今回の経験を糧に、さらに語学力を磨き、いつの日かまたセブで出会った仲間たちと再会する日を目指して、彼らの挑戦は続きます。

(わんぱくで無邪気な子どもたちに囲まれて)
2026年度も2か国で海外インターンシップを計画しており、夏季はアメリカ・グアム、ヒルトンホテルでのインターンシップを予定しています。また、春季は2年連続セブ島での実施となりますが、観光省、孤児院に加えて広告代理店、旅行会社、IT会社、学校、空港、ホテルから自由に選べるインターンシッププログラムです。日本人スタッフのサポートがある企業もあり、英語力に自信がない方もチャレンジできます。海外インターンシップについて、ご質問などがありましたらキャリアセンターまでお気軽にお問合せください。












