追究
2026年07月28日
2026年度夏季海外危機管理セミナー
2026年度 国際交流・海外研修・留学 展示会・講演会・発表会

2026年7月10日(金) 星が丘キャンパス55A教室
変化する世界情勢のなかで身を守る。
「海外危機管理セミナー」で専門家がリスク対策をレクチャー。
愛知淑徳大学では、夏季の交換留学や研修、海外旅行などを予定している学生を対象に、海外での安全を確保するための「海外危機管理セミナー」を毎年開催しています。今年度も、海外へ渡航する学生たちが安心して有意義な時間を過ごせるよう、国際交流センターによるセミナーを実施しました。
このセミナーは、海外での予期せぬトラブルから身を守るための「知識のワクチン」を身につけることを目的としています。


開講に際し、国際交流センター長の樗木先生からは「海外では日本の常識が通用しない場面が多々あります」という強いメッセージが伝えられました。特に近年は、国際的な紛争や治安の変動、テロ、急激な経済・社会環境の変化など、世界情勢が日々刻々と変化しています。これまで以上に先を見通すことが難しい緊迫感のなかで、学生たち自身が常に高い防犯意識を持ち、現地の最新情報に耳を傾ける重要性が改めて強調されました。


続いて、危機管理サポートの専門家である日本アイラック株式会社の山下寿人氏がオンラインで登壇。過去のトラブル事例や具体的な犯罪の手口を交えながら、海外で注意すべきリアルなリスクについて詳細に解説しました。
講演では、まず基本的な健康管理として、生水や飲料水への注意喚起、狂犬病といった感染症への警戒から始まりました。さらに、海外で遭遇する可能性のある性犯罪やドラッグ、スリなどの具体的な事例に触れ、学生たちが自分の身を守るための実践的な知識が共有されました。 スリや置き引きに遭わないために「蓋がしっかり閉まるバッグを選ぶ」「目立たない服装を心がける」といった持ち物や身だしなみの工夫から、「夜間の外出は避ける」「知らない人からの不審な勧誘には絶対に乗らない」といった、基本的でありながらも命を守るために最も重要な防犯対策が詳しく説明されました。


また、地域ごとの特性に合わせた具体的な注意点にも言及がありました。 北米でのヘイトクライムや銃乱射事件への警戒、西欧での組織的なスリや置き引き、アジア圏での交通事故のリスクなど、渡航先に応じたピンポイントの対策が語られました。複雑に変化する治安状況のなかに身を置く現実を前に、参加した学生たちは真剣な表情でメモを取り、危機管理に対する意識をより一層引き締めていました。
このセミナーには、世界へ挑む学生全員が安全に過ごし、充実した経験を通して大きく成長して戻ってきてほしいという、教職員の願いが込められています。
今回のセミナーで得た確かな知識と「自分の身は自分で守る」という強い意識を胸に、学生たちが有意義な海外生活を送り、たくさんの学びを得て元気に帰国することを心から願っています。












