
谷澤ゼミの学生たちが沖縄離島でフィールドワークを実施。
豊かな自然や歴史、文化を体験的に学びました。
交流文化学部の谷澤ゼミは、毎年夏休み期間中に、ゼミ合宿を兼ねた学外授業を沖縄離島でおこなっています。今年も9月12日(水)からの9日間、日本の最南端に位置する八重山諸島でフィールドワークを実施しました。谷澤明先生と学生たち18名が訪れたのは、国の重要伝統的建造物群保存地区として昔ながらの家並みが大切にされている竹富島をはじめ、沖縄の豊かな自然と文化が受け継がれる3島。「八重山の離島の自然・歴史・文化を体験」というテーマのもと、学生たちは体と心をフルに動かして島々を調査し、人から人へと受け継がれる生活文化、地域の特性を活かした観光文化への理解を深めました。ここでは、竹富島でのフィールドワークのレポートと、後日、学内でおこなわれたプレゼンテーションの様子を紹介します。
フィールドワーク
どこまでも青く広がる海と空に抱かれた、竹富島。木々の緑や色とりどりの花々に彩られた白砂の小道を散策すると、その先々であたたかな笑顔と出会うことができます。日本の最南端にあるこの島で、谷澤ゼミの学生たちは、見て、聞いて、歩いて、味わって、踊って、脈々と伝わる風習や文化、島に対する人々の深い愛を感じていました。

おそろいのオリジナルTシャツが、谷澤ゼミのフィールドワークの基本スタイル。一人ひとりが筆記用具を持って、島の人々に教えてもらったこと、美しい景色を見て感じたこと、まちづくりや観光に関して気づいたことなど、さまざまなことを残さず書き留めていました。

竹富小中学校のPTAが運営する島の図書館「こぼし文庫」。「こぼし」とは「島の子どもたち」を意味する言葉で、その名の通り子どもたちが集まる賑やかな場所です。島の方から人生に関する深い話を伺うこともでき、学生たちは自分自身と向き合いながら聞き入っていました。

竹富島の生活習慣や文化を学ぶことができる「喜宝院蒐集館」。歴史的民俗資料、伝統工芸、民具など約4000点が展示されていて、学生たちは熱心に見学しながらメモを取り、撮影していました。さらに館長が島に伝わる「うつぐみの心=みんなで協力する心」の大切さを熱く語ってくださいました。

竹富島の自然や歴史、文化などについて、谷澤先生の野外授業が道のあちこちで開かれました。島に点在する貴重な歴史的資料や南国ならではの植物や建物の前で説明を受け、島に受け継がれる宝物の数々を目と心に焼きつけていました。

沖縄で有名な「シーサー」は、魔よけとして門や屋根などに置かれる伝説の獣。周囲約9kmという竹富島のいたるところで発見できます。それぞれ顔つきが異なり、学生たちはお気に入りを見つけてはカメラに収めていました。

水牛車に乗ってゆったりと島をめぐることができるのは、沖縄ならではの楽しみ。その土地の生活に根づいた観光資源を実際に目で見て体験し、観光文化、観光産業への理解を深めていました。
プレゼンテーション
竹富島をくまなくめぐり、受け継がれる歴史や文化を調べ、島で暮らす人々の話を聞き、心にたくさんの美しい風景を留める...。谷澤ゼミの学生たちが、多くのことを学び、感じ、考えた9日間。そこで得たデータや写真、聞き取り調査の内容、さらに、それぞれの気づき、感動、すべてをまとめ、パワーポイントを用いて一人ずつスライドを作成しました。
今年のプレゼンテーションのテーマは、「島の魅力を伝える」と「自分の成長を振り返る」。学生たちは、どうしたら島での発見や感動が伝わるのか、自分らしい表現を考え抜き、写真や言葉、音楽をセレクトして、各自の個性が光る作品をつくり上げていました。谷澤先生は、「行動力や熱いマインドを持ち、自ら考えてチャンスを掴んでいく人が、社会で求められています。"今、取り組んでいることに全力以上の情熱を注ぐ"という姿勢で、今後のフィールドワークやプレゼンテーションなどにも打ち込んでください。目をキラキラ輝かせ、好奇心を持つ人が大きく成長しますよ!」と学生たちの頑張りを称え、エールを送りました。






仲間の発表やスライドの表現方法を目の当たりにし、互いに刺激し合った学生たち。活発な意見交換をすることにより、気づきを与え、フィールドワークでの経験をさらに意義あるものへと深めていました。
学生が作成したパワーポイント





