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学び・研究

〈交流文化学部・小林ゼミ〉学生たちの地域貢献活動 一宮七夕まつり/御園通商店街五百円市・御園座見学ツアー

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〈交流文化学部・小林ゼミ〉学生たちの地域貢献活動 一宮七夕まつり/御園通商店街五百円市・御園座見学ツアー
〈交流文化学部・小林ゼミ〉学生たちの地域貢献活動 一宮七夕まつり/御園通商店街五百円市・御園座見学ツアー

地元のまちを、もっと元気にしたい!
その熱意のもと、学生たちがイベントを企画・実施しました。

「言語コミュニケーション」「言語教育」「国際教養」「社会貢献」「観光」の5つの専門分野を広く深く学ぶ、交流文化学部。地域や社会、世界を舞台に、大学の理念「違いを共に生きる」を実践できる人材の育成をめざしています。その中でも「社会貢献」の分野に属する小林三太郎先生のゼミでは、地域社会貢献をテーマに、地域活性のための仕組みづくりを実践的に学んでいます。今年度、2年生は愛知県一宮市「一宮七夕まつり」のイベント企画・運営、3年生は名古屋市中区「御園通商店街」の活性化にチャレンジ。地元のまちを元気にするためにゼミ生同士で意見を出し合い、地域のさまざまな方と協働しながら、地域活性のアイデアをカタチにしていきました。ここでは、地域に新しい風を呼び込もうと自ら考え、行動する、学生たちの取り組みをレポートします。

  • 2年生の活動(一宮での活動)
  • 3年生の活動(御園座商店街での活動)

2年生の活動(一宮での活動)

お土産総選挙

 「"一宮発"で、愛知・名古屋を代表するお土産をつくりたい」「一宮の新しい魅力を生み出したい」そうした学生たちの思いからスタートしたのが、商品開発のプロジェクトです。「お土産総選挙」というタイトルの通り、試作品の中から商品化するお菓子を人気投票で決める企画を考え、市民参加型の話題性のあるものをめざしました。総選挙は、日本三大七夕まつりのひとつと称賛される「一宮七夕まつり」の一イベントとして実施。当日までの約4カ月、ご協力いただく洋菓子店との商品開発や試食会、製菓のお手伝いなどに、学生たちは互いに力を合わせて取り組み、お土産候補のお菓子3品を完成させました。販売したのは、3品1セット計2000セット。来場者の皆さんは食べ比べを楽しみ、好きな1品に投票していました。家族連れ、小中学生の子どもたち、高齢の方々など、さまざまな世代の人が参加し、このお菓子総選挙は祭りの賑わいや盛り上がりにも貢献したようでした。

1000個のバルーンリリース

 他チームの学生たちは、「7つのシールを集めて夢の国へ」という一宮七夕まつりのゲーム企画を発案・実施。ゲーム企画の賞品抽選会はフィナーレイベント内でおこなわれ、夏祭りを楽しむ来場者の皆さんで大いに盛り上がっていました。そして、締めくくりとしておこなったのが、「1000個のバルーンリリース」。司会を務めた学生の「皆さんの願いを込めて、一宮の空にバルーンを飛ばしましょう!」という言葉とともにカウントダウンをし、約1000個ものバルーンが一斉に空へ舞い上がりました。茜色の夕景に映える、色とりどりのバルーン。感動的なフィナーレを迎え、学生たちは涙を流しながら約4カ月間の頑張りを互いに称え合っていました。地域活性化のために力を尽くした彼らの姿は、一宮の方々の地元への思いをより熱くさせたことでしょう。

Interview

交流文化学部 交流文化学科 2年

多くの人と共に地域で活動し、前に進む力が高まりました。

 「今」をよりよい方向へ、自分から動かせる人になりたい! そんな熱い思いが芽生えたのは、一宮七夕まつりでの活動を通し、主体的に考え、行動することの大切さを実感したからです。特にリーダーを務めたことにより、仲間のモチベーションアップやチーム力の向上、一宮市の方々とのスムーズな情報共有などに励み、もっと自分の力を高めたいと考えるようになりました。また、この活動を進める上で力になったのは、「やると決めたら、より大きなことをやれ!」という小林先生のお言葉。おかげで気持ちが奮い立ち、お菓子2000セットの販売、バルーン1000個のリリースが達成できたと感謝しています。今後も失敗を恐れずチャレンジを重ね、ゼミの仲間と互いに学び合い、高め合いたいと思います。

  • 2年生の活動(一宮での活動)
  • 3年生の活動(御園座商店街での活動)

3年生の活動(御園座商店街での活動)

御園通商店街五百円市

 2018年まで御園座が建て替えのため閉館している影響で、人通りが減った御園通商店街。かつての活気を取り戻そうと、御園通商店街振興組合と小林ゼミが連携し、学生たちは4月から毎月一回、各店舗の協力を得て500円の商品イベントを企画・実施しました。スタート当初は13店舗のみの参加でしたが、5回目を迎えた8月の五百円市には、21店舗が参加。学生たちの活動を知って、自ら参加を申し出てくださった店舗もあり、まちを巻き込んだ学生たちの活動は、人と人の輪とともに広がり続けています。イベント当日は、お店の方と訪れた方々が楽しそうに談笑する姿も見られ、この企画が商店街の活性化の一端を担っていることが伺えました。

御園座見学ツアー

 この夏限定の特別イベントとして御園座にご協力を依頼し、実現した見学ツアーです。一般向けイベントとしては初めて、舞台裏を限定150名に公開しました。名優が行き交った楽屋や舞台床下のスペース・奈落などを御園座スタッフの案内でまわり、花道や舞台にも上がることができた、スペシャルな約1時間。参加した方々はスタッフの説明に熱心に聞き入り、めったに見ることができない奈落の底や色鮮やかな緞帳(どんちょう)などを何度も写真におさめていました。この見学ツアーの他に、歌舞伎に関する資料展も、学生たちが企画・実施。八代目松本幸四郎さんらの隈取りなど貴重な品々が並び、多くの方々が感激した様子で見入っていました。

Interview

交流文化学部 交流文化学科 3年

地域活性化にチャレンジし、"対話"の大切さを学びました。

 まちを元気にする仕組みづくりを実践する。そんな貴重な学びに、小林ゼミの3年生18人が力を合わせて挑みました。ときに壁にぶつかった私たちを支えてくださったのは、御園通商店街や御園座の方々です。アイデアを実現させるにはどうすればいいのか。課題をクリアするためにはどうすればいいのか。多様な年代、立場の方々と直接お話しする中で解決のヒントが得られ、また、信頼関係も築くことができたと思っています。この経験は、人との協働における"対話"の重要性に気づかせてくれました。今後も、ゼミの仲間、小林先生、地域の方々への感謝の気持ちを胸に、成長のチャンスに恵まれた小林ゼミで自分の可能性を広げていきます。