ステレオリムーブ課

ステレオリムーブ課とは

「ステレオリムーブ課」は愛知淑徳大学ジェンダー・女性学研究所の学生運営委員として2020年に発足しました。年に1回、学内から新メンバーを募集して、学生主体でジェンダーに関する研究活動に取り組んでいます。研究活動の成果は、年1回のニューズレターなどで公表しています。「ステレオリムーブ課」という名前には、「典型(ステレオ)的な考え方を取っ払おう(リムーブ)!」という気持ちが込められています。
研究所のキャラクター「にじもじゃ」は、ステレオリムーブ課のメンバーが作ってくれました。研究所のパンフレットやクリアファイルに登場しています。

(c) Momo

これまでの主な活動実績

2020年度

  • ジェンダー・女性学研究所ニューズレター編集(No.50より継続)

2021年度

2022年度

2023年度

ジェンダーレス制服プロジェクト

愛知県内の中学生や高校生に取材をしたり、逆に取材を受けたりする中で、学校の制服が中高生のジェンダー意識と大きく関係しているのではないかと考えるようになりました。そこで、2022年から「ジェンダーレス制服プロジェクト」に取り組んでいます。メンバーでデザイン案をいくつか出し合ってから学内でアンケートを行い、人気の高いデザイン案を3つに絞りました。そして、その中の1つを実際に制作しました。(デザイン案の詳細はニューズレター52号をご覧ください。)
まずは3つのデザイン案のうち、1つを実際に制作しました。制作後は、愛知工業大学名電中学校・高等学校の生徒の皆さんに制服に関する意見を聞きに行ったり、市内の中学校で制服を変えることになっている小牧市に経緯を聞きに行ったりするなど、制服に関する研究活動を実施しています。

そして、残りの2つのデザインも実際に制作してみました。

実際に制作した制服は、2023年度の淑風祭で展示しました。淑風祭では制服のほか、これまでの活動内容をパネルにして展示しました。

さらに、制服を着用したメンバーが出演するプロモーション動画も作成し、淑風祭で流しました。

ジェンダーレス制服プロジェクトなど、学内外にジェンダーやダイバーシティへの理解を普及する活動を行ったことが評価され、ステレオリムーブ課は2023年度学生部長表彰を受賞しました。

メディアでの紹介

  • 2021年5月14日に中日新聞市民版でステレオリムーブ課が紹介されました。
  • 2021年6月16日に教育学術新聞(日本私立大学協会)でステレオリムーブ課が紹介されました。
  • 2023年7月6日に中日新聞朝刊なごや東版でジェンダーレス制服プロジェクトが紹介されました。