2022年11月24日（木）　長久手キャンパス511・512教室

教員採用試験に合格した9名の4年生による合格体験発表会。
先輩たちからの心強いアドバイスは、後輩たちの大きな励みになりました。

　本学で学ぶ教職課程履修者と教職に従事する卒業生をつなぐ「教志会」。学生部会が中心となって、教職に関するイベントなどの企画・運営をしています。在学生と卒業生が互いに学び合い・支え合う場を提供する教志会では、教育に対する熱い志が先輩から後輩へと受け継がれています。2022年11月24日(木)には、教員採用試験に合格した4年生9名による合格体験発表会が実施されました。会場には、先輩たちの合格体験談を聴きに、教員をめざす多くの後輩たちが集まりました。

　第一部では、先輩たち一人ひとりが教員採用試験合格に至るまでの道のりを話しました。試験勉強の開始時期や平均勉強時間、使った教科書・資料集などについて説明した後、勉強の進め方や反省点なども発表。「傾向をつかむところからスタート」「模試を受けて力試し」「過去問や毎年頻出の問題を重点的に」「早い時期から面接練習を」など、さまざまなアドバイスを後輩に伝えました。また、「友達と面接練習をするなど、教員採用試験は団体戦です」と仲間と切磋琢磨し合いながら合格をつかんだエピソードも多く、先輩たちのリアルな声に、後輩たちは熱心に耳を傾けていました。

　第二部では志望する取得予定の教員免許ごとに分かれて、後輩から先輩への個別の質問タイムを実施。第一部よりもさらに詳しい勉強スケジュールや勉強法について、後輩たちが質問しました。「教育実習が始まると勉強する時間が取れない。だからこそ早い時期から勉強をスタートさせることで余裕が生まれる」という話にうなずく後輩たち。「勉強会に参加することでモチベーションアップにつながる」「ボランティア活動は大きな強みになる」など、実際に経験したからこそ語ることができる言葉の数々は、後輩たちにとって参考になるものばかりです。

　貴重な対話の機会を経て、教職への道を切り開くヒントや勉強を得られた後輩たち。激励のメッセージに背中を押され、夢の実現に向けて想いを膨らませます。教員採用試験で合格をつかみ取った先輩たちの姿は、後輩たちにとって大きな励みになったことでしょう。