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学び・研究

ビジネス学部 新入生研修合宿

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ビジネス学部 新入生研修合宿
ビジネス学部 新入生研修合宿

ビジネスアイデアを創出・発表するグループワークを通じ、
実践した新入生、サポートした上級生ともに、確かな成果を手にしました。

愛知淑徳大学では、学生生活の円滑なスタートをサポートするための取り組みのひとつとして、学部・学科(専攻)ごとに「新入生研修合宿」をおこなっています。それぞれの学会を構成する教員や学生運営委員が中心となって、履修登録の指導や各種ガイダンスとともに、各学科(専攻)の学びの導入となる企画を実施しています。
ビジネス学部においても、教員の指導・支援のもと、新2、3年生である21名の学生運営委員が協力し合い、約3カ月かけて新入生研修合宿の準備を進めました。メイン企画は、2011年度から導入し、実践している「アイデア・ワーク」です。約6名のチームごとにビジネスアイデアを創出し、発表するというグループワークであり、創造力とコミュニケーション能力の養成を目的としています。

 4月4日(水)、5日(木)の新入生研修合宿当日、ビジネス学部の新入生約260名が元気に参加し、約40チームにわかれてアイデア・ワークにチャレンジしました。
テーマは、「駅と学校の中間にある架空のコンビニの新商品・新サービス開発」。先輩である学生運営委員のサポートを受けながら、新入生はチームごとに商品・サービスのアイデアを出し合い、ひとつのビジネスアイデアとして具体化していきました。そしてリーグ戦形式で1チームずつプレゼンテーションをおこない、より「新規性」「有用性」「実現性」のある商品・サービスを提案したチームを投票で決定。最終的に5チームが決勝戦に進みました。

 決勝戦の舞台となった大広間には、全新入生・教員が集まり、緊張感が漂っていました。5チームの発表に先立ち、学生運営委員がお手本として「模擬プレゼン」を披露。独自に考案した「あなただけのオリジナルおにぎり」というビジネスアイデアを、ユーモアを交えてわかりやすく紹介し、続いて発表する新入生たちの緊張をほぐしていました。なごんだ雰囲気の中で5チームが個性豊かな商品・サービスのアイデアを魅力的に伝え、教員による審査を経て、順位が発表されました。すべてのチームにあたたかな称賛の拍手が送られ、新入生全員が互いに2日間の頑張りを称え合っていました。

 こうした新入生研修合宿を通じ、新入生は、新しく出会った仲間や先輩、先生との親睦を深め、さらにビジネス学部の学びへの意欲や期待を高めていました。また、企画段階から携わった学生運営委員は、ビジネス学部での学修を活かしながら仲間や教員と協力して合宿を成功させ、大きな達成感や感動をわかち合っていました。新入生・上級生の双方にとって、さまざまな人とアイデアや能力を引き出し合いながら新しいものを生み出した経験は、社会で活躍するビジネスパーソンへの確かな一歩となるでしょう。

「アイディア・ワーク」優勝チーム チームまいまいのプレゼンテーション(動画)

「アイデア・ワーク」上位入賞3チーム

アイデア・ワークのテーマ 「駅と学校の中間にあるコンビニの新商品・新サービス開発」

優勝 チームまいまい2
「エマージェンシーケアサービス」
荷物の預かり、携帯電話の充電、ヘアアイロンの貸し出しといった、「緊急時」に対応したサービスを展開。

準優勝 チームぱんだ1
「タッチdeレンタル」
タッチパネルを活用した、雨天時の靴下の貸し出し、CDのレンタルなどをおこない、リピーター増加を促進。

第3位 チームみにゃん1
「まいにちえんにち」
射的、輪投げ、サメ釣りなど、縁日のゲームを用意し、地域の子どもたちが安心して遊べる場所として提供。

新入生コメント

チームまいまい2代表

 先輩方のサポートのおかげで、チームの皆が次々と案を出し、最終的にビジネスアイデアとして形にできました。さらに、私たちのチームは優勝することができ、「皆で成し遂げた!」という手ごたえを感じました。授業がスタートする前に、本格的なブレーンストーミングやプレゼンテーションを経験し、学生生活の力となる「何事にも果敢に挑戦する心」が養われたと思っています。これから一緒に学んでいく学部の仲間との距離感も自然と縮まって、新入生研修合宿は4年間を充実させる良いきっかけになりました。今後、授業に対しても主体的に取り組み、プレゼンテーション能力や英語力、人間力など社会で役立つ力を養います。


チームぱんだ1代表

 将来は海外で活躍したいという目標を実現するために、ビジネスに関する幅広い知識を身につけようと考え、ビジネス学部に進学しました。そして入学してすぐ、新入生研修合宿でアイデア・ワークという実践的な学びができ、夢に向かって多くの知識と経験を積み重ねようと決意を新たにしました。また、決勝戦のプレゼンテーションでは、私たちが考案した新サービスに対し、大塚英揮先生から鋭い質問をいただき、アイデアの現実性を高める上で必要な視点に気づくことができました。早い段階でこれから身につけたいスキルや自分への課題が見つかり、日々の授業や資格取得などに対する意欲は高まるばかりです。


チームみにゃん1代表

 出会いのチャンスにあふれる新入生研修合宿を、とても楽しみにしていました。実際、多くの仲間や先輩、先生方と積極的に話し、さらに発表では自分の個性も伝えることができ、人脈が一気に広がったと嬉しさを感じています。またアイデア・ワークでは、コンビニという枠を外して「日常的に何がしたい? 何が欲しい?」という広い視点でアイデアを出し合い、ユニークなビジネスプランを考案。自分たちでゼロからつくり上げていくことのおもしろさを実感しました。今後、起業家になるという将来の目標に近づくために、人との関わり合いを大切にしながら多様な考え方や価値観を学び、「自分の中身」を鍛えたいと思っています。

ビジネス学会 学生運営委員長コメント

ビジネス学部 ビジネス学科

 新入生研修合宿の前日、暴風警報により、予定されていたガイダンスが中止になりました。新入生に「アイデア・ワーク」の概要や履修登録などについて事前にアナウンスする場でもあったため、合宿全体のスケジュールを急遽組み直すという、想定外の事態になりました。ビジネス学会のメーリングリストを活用し、先生からいただいた新たなスケジュールを前日中に学生運営委員21名全員で共有。当日は、時間配分も細かく記入した指示マニュアルに沿ってすばやく行動し、新入生の全チームをサポートしました。先生方や外部講師の方にご指導・ご支援いただきながら綿密に企画や準備を進めました。そして新入生の皆さんが真剣に取り組んでくれたからこそ、「いい経験ができた!」という新入生一人ひとりの笑顔や達成感につながったのだと感じています。新入生、上級生、先生方、ビジネス学部のすべての力が結集してつくり上げられるこの新入生研修合宿が、学部の伝統としてさらに発展するよう願っています。


新入生研修合宿 事前研修

アイデア創出支援の専門家の方を講師としてお招きし、春休み期間中に事前研修を開催。学生運営委員がアイデア・ワークを実践しながら、新入生に対するわかりやすいレクチャーや効果的なアドバイスの方法を考えました。

ビジネス学部 教員メッセージ


ビジネス学部 教授 石坂 綾子先生
ビジネス学部 助教 玉井 由樹先生

 「新しいことに取り組みたい!」という学生の意欲を起点に、学外の専門家の方にも相談し、試行錯誤を繰り返しながら、新入生研修合宿に「アイデア・ワーク」を導入しています。学生たちの成長の可能性をどう引き出すか。それを準備段階から大切にしています。
たとえば、学生運営委員の2年生、3年生には、どう準備していけばいいか、自分たちで考えるきっかけを与えました。すると彼らは、ビジネス学部でのさまざまな学びやメンバー各自の能力を活かし、説明用スライドや指示マニュアル、模擬プレゼンの内容を次々と改善していきました。ひとつの達成感が新たな気づきや行動につながるのだと、いきいきと活動する彼らの姿を見て実感しました。そして新入生たちも、チーム内でそれぞれの得意なことや個性に合わせて役割を分担し、素晴らしいビジネスアイデアを創出し、魅力的に伝えていました。
上級生、新入生ともに「チームの一員」として自分が何をすべきか考えて行動したからこそ、今年度の新入生研修合宿も成功したのだと思います。後片付けのとき、学生運営委員の21名全員が、皆でやり遂げたことに感動し、熱い涙を流していました。こうした学生たちの熱意を今後も後押ししていくためにも、新しいことを生み出す実践の場を、より多く提供していきたいと考えています。