
世界レベルの英語ディベートを間近で見学。
学生たちの向学心をさらに高める貴重な機会となりました。
チームで意見を戦わせて勝敗を決めることばのスポーツ、ディベート。社会的なテーマについて肯定派・否定派にわかれて討論する中で、実社会で役立つ論理的な思考力や発言力、柔軟性、幅広い教養などが身につくため、世界各国の教育現場でも取り入れられています。
本学の交流文化学部においても、ディベートに関する科目を開講し、英語による討論を実施。多くの学生たちが語学力を磨きながら、広い視野で考える力、意見を的確に伝え合うコミュニケーション能力も鍛えています。その授業を担当しているのが、アメリカ出身のダニー・T・モルデン先生。高校・大学時代にディベートを学んだ経験を活かして学生を指導するかたわら、ディベートの普及・発展を推進する「日本ディベート協会」の活動にも携わっています。

6月5日(水)には、モルデン先生の働きかけにより、日本ディベート協会主催「日米交歓ディベート 2013年 全米代表日本ツアー」のワークショップが、星が丘キャンパスにて開催されました。「日米交歓ディベート」は、隔年ごとにアメリカと日本のディベーターを派遣し合い、国際交流を図るイベントです。今年は全米ディベート大会の代表チームが、本学をはじめ慶應義塾大学や愛媛大学などの日本各地の大学・高等学校などを訪問し、模擬試合や勉強会などを通して大学生・高校生と互いに刺激し合いながら親睦を深めました。

本学では、モルデン先生の司会進行のもと、「日本の死刑制度廃止の賛否」をテーマにしたモデルディベートが日米混合チームで実施され、さらに全米ディベート大会代表チームのコーチが思考力や発信力を高めるノウハウをレクチャー。会場に集まった交流文化学部の学生や他大学の学生、高校生、一般の方々は、世界レベルのディベートを目の当たりにし、その迫力あふれるスピーチやスピーディーな論戦に圧倒されたようでした。専門用語を多用するのではなく聴衆にもわかりやすい言葉で主張すること、相手チームの意見に対し、柔軟な思考で瞬時に切り返すことなど、ディベートのテクニックを熱心に書き留めていた学生たちの横顔は、向学心・向上心に満ちあふれていました。






客観的な根拠もふまえて自分の考えを整理し、相手に伝わる言葉で的確に発信する。こうしたディベートで培われる能力は、大学での学修・研究、就職活動、実社会での業務など、あらゆる場面において大きな力になります。学生たちは今回の「日米交歓ディベート 2013年 全米代表日本ツアー」をきっかけに、さまざまなことに対しより意欲的に取り組み、自分の可能性を広げていくことでしょう。
交流文化学部 教授 ダニー・T・モルデン先生からのメッセージ
チャンスに恵まれた学修環境を活かし、自らチャレンジを重ねよう!

交流文化学部 教授
ダニー・T・モルデン先生
意見が論理的にまとまっているか。人を説得できるだけの根拠に基づいているか。視点が偏っていないか。ディベートでは、こうした「クリティカルシンキング(批判的思考)」が最も重要になります。自分の考えをしっかりと確立し、発信して、議論に柔軟に対応していく力を、ディベートを繰り返す中で体験的に身につけてほしいと学生たちに期待しています。
そこで私は授業やゼミにおいて、感じる、考える、実践するなど「経験」のチャンスをより多く提供できるよう努めています。今回、「日米交歓ディベート 2013年 全米代表日本ツアー」のワークショップを学内で開催したこともその一つ。学生たちが世界のディベートを肌で感じ、刺激を受けてくれたら幸いです。
愛知淑徳大学は、学内はもちろん、地域、社会、世界でのチャレンジの場が数多くあります。そのチャンスを学生が自ら掴み取ることができるよう、一人ひとりを後押ししていきたいと考えています。