
ビジネス学部 大塚ゼミの学生たちが、
他大学とのディベート交流会で3連覇の快挙!
専門性を極めることと、幅広い知識や能力を獲得すること。この2つを両立し、実社会のあらゆる分野で活かせる「ぶれないチカラ」を養成することが、愛知淑徳大学 ビジネス学部の目標です。2年次という早い段階からゼミを開講し、学生たちが自ら成長できるよう後押ししています。マーケティングを専門とする大塚ゼミでは、ディベートなど実践の場を数多く用意。それは学生たちが「つまずき、成長するチャンス」であり、大塚先生は一人ひとりが持つ力を信じて熱く指導しています。

大塚ゼミの学びの中心となっているディベートとは、ひとつのテーマについて肯定側と否定側にわかれて意見を交わす議論のこと。互いに多様な資料やデータを収集・分析し、第三者を説得するために論戦を繰り広げます。どちらの意見がより説得力があるかが勝負の分かれ目となる、いわば「説得のゲーム」です。11月23日(土)に東京都内の目白大学でおこなわれた「ディベート交流会」は、今年で開催10回目を数える大塚ゼミ伝統の行事。今回も2年生13名が、東洋大学、目白大学の学生たちと白熱した議論を展開しました。
ディベートにおいて大きな武器となるのは、根拠のある立論。学生たちは本番の日を迎えるまで約2カ月間、資料集めや隙のない主張の組み立てに奔走しました。企業へのヒアリング、アンケート調査、先行研究やデータの収集・分析など...。一歩進むたびに現れる壁に学生たちは果敢に立ち向かい、大塚先生の指導を受けながら根拠のある立論を確実にまとめ上げていきました。大会直前の大学祭では卒業生や保護者の方を招いた公開ディベートも開催。相手を説得するためにわかりやすく伝える力も磨き、万全の態勢を整えて本番に臨みました。

本番は、緊張感が漂う独特の雰囲気。張り詰める会場の空気が、スーツに身を包んだ学生たちの気持ちを自然と高ぶらせました。さらに会場の熱を高めたのが、是側・否側それぞれのスピーチや白熱する相手側への尋問や反論。大塚ゼミは論点から外れない冷静さを保ち、相手の鋭い指摘にもひるまず論理的な主張を展開しました。ゼミ活動で積み重ねた自信がジャッジの心を引き寄せ、大塚ゼミはすべての試合に勝利。優勝が決定した瞬間、学生たちの目には喜びの涙があふれました。
大塚ゼミの学生は、ディベート交流会を通して論理的思考力や分析力、プレゼンテーション能力など、さまざまな力を培ったことでしょう。さらに、最後まであきらめず、全力を尽くすことの尊さを実感したはずです。多くの課題を仲間と助け合いながら乗り越え、優勝という最高の形で幕を閉じたディベート交流会。一回りも二回りも成長した学生たちは、これからも自分の可能性を信じ、さらに向上し続けることでしょう。
全勝した大塚ゼミ! 3連覇も達成!!

第一試合
東洋大学 塚田ゼミ戦(大塚ゼミ:肯定側)
「コンビニにおいてプライベートブランドを拡大することは是か非か」
「コンビニのプライベートブランドは買い物を豊かにし、プライベートブランド全体の質を向上させている。そのため、プライベートブランドの拡大は是である」と大塚ゼミは主張。消費者を対象におこなったアンケートや小売業者間のネットワークで生まれた商品の実例などを示し、ジャッジがイメージしやすい形で、立論を説明していきました。相手の立論に対しても一つひとつていねいに反論し、ジャッジの好評につながりました。

第二試合
目白大学 井上ゼミ戦(大塚ゼミ:肯定側)
「コラボレーション商品を販売することは、既存商品のブランド価値を高めるか否か」
ブランド価値とはそもそも何なのか、コラボレーション商品にはどんな種類のものがあるのか。消費者の目線に立ち、すべてのケースを論理的に洗い出し、コラボレーション商品の価値について検討した大塚ゼミの学生たち。ブランド価値をミクロな視点とマクロな視点の双方から捉え、ジャッジを説得していきました。対する目白大学の学生はアンケート調査という足で稼いだ根拠を武器に応戦。大塚ゼミの学生は冷静にアンケートのほころびを指摘し、ジャッジの心をつかみました。

第三試合
東洋大学 菊池ゼミ(大塚ゼミ:否定側)
「GWを地域ごとに分けることで、観光需要を分散させ、5月の観光需要を高めることができるか否か」
「観光需要」をどのように捉えるかが論点となった最終戦。是側は「観光・宿泊数の増加」を論点と定義し、否側である大塚ゼミの学生は「実際の行動」を論点と定義しました。そして、大塚ゼミは地道な調査を重ね、GWの分散化による混雑緩和のメリットが小さいことを提示しました。また、GWの分散化でまとまった休みを取れなくなる自動車関連産業に従事する労働者の観光需要が減少するとのデメリットも指摘。多角的な視点から問題を捉え、さらにアンケートによってしっかりと裏付けされた立論が優勝を引き寄せました。
参加した大塚ゼミ生のコメント
積み重ねた努力は裏切らない。そう実感しました。


1年次の春休みにおこなわれるゼミ合宿でのディベートや個人でテーマに沿った調査・分析・発表をおこなう「自由研究」、学校内外のディベート大会への参加など、大塚ゼミには実践を通して学べる機会が多くあります。はじめは「どうやったら自分の考えや研究成果が伝わるのだろう」とわからないことも多かったのですが、実践を繰り返すうちに経験が自信へと変わりました。今回のディベート交流会でも今までの経験を思う存分活かすことができたと思います。結果は優勝という最高の形で終えることができましたが、この優勝は多くの困難を乗り越えての勝利だったと感じています。4人で140の団体に電話でヒアリングするといった作業量の多さをやりきったという現実的なハードルを越えていったこともそうですが、相手の立場に立って相手の立論を立ててから反論を考えたり、相手の意見に有利なデータが多い中でも自分たちの意見に納得してもらう方法を色々と考えたり、現れる課題は後を絶ちませんでしたが、その都度課題に真摯に向き合うことを心掛けました。ゼミ生全員の思いは「2年間研究室に置いてあったトロフィーを必ず東京から持ち帰る」ということ。3連覇に向けて大塚先生をはじめ、先輩方や卒業生の方がたくさんのサポートをしてくださったのも勝利の要因だと思います。優勝が決まった瞬間、心の中で盛大にガッツポーズ!! あの時の嬉し涙は最高の思い出です。来年もまだまだ活躍できる大会が多く残っているので、この経験を次の舞台に活かしていきたいと思います。
大塚先生からのメッセージ
実社会で活躍するために、「自立」した学生になってもらいたい。


ゼミを運営する上で心掛けていることがあります。それは「エースをつくらない」ということ。チームプレイは、協力する力や協調性などに注目されがちですが、決してそれだけではいい結果は生まれません。チームを構成する一人ひとりのメンバーが各々の責任を果たしてはじめて、チームとしてひとつの成果につながります。まさに「自立」が必要といえるのではないでしょうか。私は学生にぜひとも「自立」してほしいと考えています。そういった意味では今回のディベート交流会の優勝も、まだまだ通過点。今回のディベート交流会を通して学生たちは「評価の相対性」に気付いたことでしょう。こちらが「良かれ」と思って準備したことも、評価する先生方の考え方によって全く違った評価になることもあるのです。これから学生が出ていく「社会」でも同様です。頑張ったにも関わらず評価されない。そんな事があったとしても腐らず頑張り抜く強さが求められるのです。ゼミでの活動を通して、社会で活躍するための力を貯めこんで、ぜひスタートダッシュにつなげてほしいと思います。今回の成功体験をどのように活かすかは自分次第だと思います。ゼミ生の今後の活躍を大いに期待しています。