国文学科

日本の文学や国語学、中国文学を広く深く学び、創造的思考力を磨きます。

日本の古典文学、近・現代文学、国語学、中国文学を中心に学びます。文章表現力を鍛え、論理的な意見を組み立てる力を磨き、課題の発見から解決に至るまでを自分自身で導き出せる人材の育成をめざします。将来は、国語科教員をはじめ、公務員、一般企業など幅広い分野での活躍が期待されています。

国文学科の概要

国文学科の特色

多彩で豊富な専門科目
学びの選択肢が広がります

国文学の専門分野に関して、幅広い選択ができることが特長です。豊富に用意された授業・ゼミの中から、興味に応じて自分好みの科目やテーマを選べます。共通の関心を持つ仲間と出会い、テーマを究め、表現のトレーニングをし、コミュニケーション力、プレゼンテーション力を高めていきます。

国語科教員をめざす学生を
徹底サポート

教員志望の学生向けに、実践的な指導力が身につく科目を開講。中学・高校での現場経験が豊富な教員たちが、丁寧な指導をおこなっています。教員免許状取得という必要最低限の条件をクリアするだけでなく、教育現場で必要なスキルを身につけることで、即戦力となる教員を養成します。また、小学校の教員免許状も併せて取得可能なプログラムも用意されています。

少人数体制による
細やかなケア

ゼミは少人数体制でおこない、自主性を尊重しながら、学生の適性・学力に合わせて丁寧にサポート。学生が教員に親近感を覚え、相談しやすい環境を整えています。また、学年ごとに分かれてのゼミは、同年代での自由な意見交換を通して、批評的思考力を高める場となっています。

文学を読んで味わおう

国文学科で文学作品を読むということは、文章を読み解くだけではなく、その時代の「慣習」「文化」「自然現象」「筆者の状況や思想」などを読み取り、真意を探るということです。

文学を読んで味わおう

ゼミナールを中心に文学作品を読み、学生同士で意見を出し合う中で、文学作品の奥深さにふれながら自らの意見を述べる力や創造的思考力を磨きます。

  • 文学を読んで味わおう
  • 文学を読んで味わおう
  • 文学を読んで味わおう
  • 文学を読んで味わおう

授業風景

国文学演習Ⅱ
  • 日本の文学や国語学、中国文学を広く深く学び、創造的思考力を磨くことを目的としている愛知淑徳大学文学部の国文学科。3年次からはゼミナールが始まり、学生一人ひとりが自らのテーマを追究していきます。そのゼミの一つが、小倉斉教授が担当する「近代文学Ⅰ」です。主に明治・大正時代の文学を対象とし、4年次には「学生生活の集大成であり、卒業後の生き方の礎ともなる」卒業論文執筆に取り組みます。

  • 国文学演習Ⅱ

国文学演習(1)上代b
  • 愛知淑徳大学の国文学科では、日本の近・現代文学や古典文学、中国文学などさまざまな文学をひもとく中で、読解力はもちろん、作家の心情を推し量る考察力や相手にわかりやすく発表するプレゼンテーション能力、物事を正確に解釈し端的にまとめる論理的思考力などを鍛えています。3年次からはそれぞれの興味を追究するために、少人数のゼミナールが開講され、専門的知識も養います。そして4年次には専門ゼミナールに所属しながら自らの研究テーマをまとめる卒業論文執筆に取り組みます。今回は3年次からはじまる専門ゼミナールのひとつ、中野謙一ゼミを取り上げ、その授業内容を紹介します。

  • 国文学演習(1)上代b

TOPICS座学に留まらず、国文学に必要な様々な力を実践的に養います。 詳しく読む
国文学会運営委員

主体的な研究、学修および親睦を深めることを目的とした国文学会のさまざまな活動を企画・運営する国文学会運営委員。自主的に志願した学生たちで構成され、積極的に活動しています。

  • ●研究旅行
    毎年5月頃、フィールドワークを通じて文学の理解を深める研究旅行が開催されます。2017年度はNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』ゆかりの地・静岡県浜松市を巡り、体験的に知識を深めました。

    研究旅行

  • ●新入生研修合宿
    大学全体として実施する行事で、国文学科では国文学会運営委員が準備・運営を担います。履修登録ガイダンスでは、時間割の組み方をアドバイスし、新入生をサポートしています。

    新入生研修合宿

  • ●2017年度 第1回 文学部講演会
    年2回、学外の先生をお招きし一般公開の講演会を開催しています。今回は慶應義塾大学の小平麻衣子教授から、林芙美子作『放浪記』の戦略性について講義いただきました。

    2017年度 第1回 文学部講演会

学びを知る 先輩インタビュー多くの先輩が、国文学科から羽ばたいています。 詳しく読む
  • 先輩インタビュー

  • 尊敬できる先生のもと、意見をぶつけあえる友と、心おきなく好きなことを好きなだけ勉強できる。

    在学生

    佐藤 由唯さん
    文学部 国文学科 4年生
    (三重県立四日市南高等学校出身)

    入学当初、大学生活の目標を見出せず、学びに対して消極的だった私にとって、アドバイザーの先生との出会いが大きな転機になりました。定期的におこなわれる面談で、興味のある学修分野や大学生活の話に親身になって耳を傾けていただいたこと。そして先生が担当される近代文学を取り上げる授業では、本を読むということの概念が変わるほどの衝撃を受けました。高校時代までは、あるひとつの作品に対して全員が共通の解釈を導き出すという授業が主流でした。しかし大学の授業では、本文には直接的に表現されていないような作品の背景や登場人物の一面が浮き彫りにされ、読み手によって多様な解釈があるということを実感。文学の奥深さや読解することの魅力を認識できました。所属する近・現代の文学を専攻するゼミでは、毎月1回ペアでおこなう発表に向けて、寝る間を惜しみ、夜が更けるまで作品研究に打ち込む日々。心から尊敬できる先生や心おきなく意見をぶつけあえる友との出会いは、文学の楽しさを共有し、わかち合う喜びに気づかせてくれました。愛知淑徳大学の国文学科は、学問と真剣に向き合い、学びに没頭できる場所。大学時代ならではの“好きだから勉強する”“好きなことを好きなだけ学ぶ”という願いが叶う環境です。

  • 先輩インタビュー

  • 大学時代、ゼミでの討議や友人との意見交換を通じ多様な価値観にふれたことが生徒と向き合う根幹に。

    卒業生

    高橋 正昭さん
    文学部 国文学科 2015年度卒業
    (愛知県立豊橋東高等学校出身)
    就職先:愛知県教育委員会(中学校教諭・国語)

    中学時代に支えてくれた学年主任の先生に憧れて以来、漠然と教師になりたいという気持ちを抱き続けていました。それが明確な目標に変わったのは、4年次の教育実習の時です。授業がうまくいかず自信を失いかけていた私に、指導教官が「高橋君は生徒との距離感、間合いの取り方が良い」と褒めてくださったことで、迷いが吹っ切れました。夢を叶えた今、痛感することは、教師とは正解がない仕事であるということ。一度うまくいった指導方法や声掛けでも、別の生徒にはまったく響かない。思い通りにいかないことの方が圧倒的に多い中で、一人ひとりの個性を認め、真正面から向き合うことができているのは、大学時代に学んだ「違いを共に生きる」の精神があればこそ。討議形式でおこなわれたゼミで、自分とは異なる多様な価値観にふれたこと、時間を忘れて友人と意見をぶつけあいながら、大学祭の運営に携わったこと。衝突を恐れず互いの心をさらけ出した大学時代の経験が、他者を許容し、理解する根幹になっています。私のようにまだ駆け出しの教師であっても、生徒にとって“先生”であることに変わりはありません。教科指導や人間性などあらゆる面で研鑽を積み、生徒から信頼を得られる教師になりたいです。

資格・免許

取得できる資格・免許
  • 中学校教諭一種免許状(国語)/
  • 高等学校教諭一種免許状(国語)/
  • 司書/
  • 学芸員
目標とする資格など
  • 小学校教諭一種免許状

文学部では、教員を志望する学生のさまざまな要望に応えるために、「文学部教員免許状取得プログラム」を開設し、多様な選択肢を用意しています。このプログラムを利用して、一定の条件を充たせば、中高教諭免許状(一種)と小学校教諭免許状(一種)とを併せて取得することも可能です。

就職

教員採用試験合格者実績(2017年度)
  • 小学校 3名/
  • 中学校・高等学校 20名(9名)
  • 計23名(9名)
  • ※( )は内既卒者
就職先一覧
  • 愛知県教育委員会/
  • 川崎市教育委員会/
  • 岐阜県教育委員会/
  • 静岡県教育委員会/
  • 愛西市役所/
  • 一宮市役所/
  • 稲沢市役所/
  • 大垣市役所/
  • 瀬戸市役所/
  • 弥富市役所/
  • 青山商事/
  • ゲオホールディングス/
  • ジェイアール東海ツアーズ/
  • 新日鐵住金/
  • スターバックスコーヒージャパン/
  • 大和ハウス工業/
  • トヨタ自動車/
  • 日本通運/
  • 福山通運/
  • 名港海運/
  • リゾートトラスト/
  • ローム/
  • ジェイアール東海髙島屋/
  • 名古屋三越/
  • あいおいニッセイ同和損害保険/
  • 日本生命保険/
  • 明治安田生命保険/
  • 京都銀行/
  • 名古屋銀行/
  • 岡崎信用金庫/
  • 東春信用金庫/
  • 東濃信用金庫/
  • あいち豊田農業協同組合/
  • 全国労働協災生活協同組合連合会(全労災)/
  • 日本郵便

研究テーマ

  • 『古事記』において女の嫉妬が語られる意味
  • 源氏物語における「髪」の描写の意味
  • 筒井康隆の変容、あるいは虚構意識の深化-実験小説群から『モナドの領域』までー
  • 『明暗』の語らない「語り手」 −言外に潜むもの−
  • 穴だらけの物語 −『イリヤの空、UFOの夏』試論−
  • 上田秋成の読本『雨月物語』と溝口健二の映画『雨月物語』の比較
  • 中部における新イントネーションの変容と拡張
  • 『三国志』と『三国志演義』